2024年9月12日のアップデートにより、新セレクションパック「グレートフォース・アドバンス」が追加されました。
このパックにより「古代の機械」「ライトロード」「ジェネクス」の既存テーマの強化や新テーマ「蕾禍」などが実装されました。
これらテーマは気になるカードも多いため、そのうち紹介していきたいと考えています。
と話は変わりまして、今回の追加カードで、私が一番目を引いたのは「アロマ」になります!
実は「アロマ」はこのサイトができたばかりに紹介しているのですが...確認したら2年以上前で驚きました(笑)
その「アロマ」が強化されたと・・・・聞いたら作成するしかないではありませんか!
今回の「アロマ」は新カードの追加により、2年前とは違った展開ルートが増えているのでその点も注目ポイントになると思います。
いつも通り構築も「純構築」を意識して作成したので、優しい目で参考程度に見て頂ければ幸いです。
アロマデッキ【メイン】+追加キーカード
コチラが「アロマ」のメインデッキになります。(変更予定あり)
「純構築」だと弱くはないですが、ややパワー不足を感じますね。
「アロマ」デッキのコンセプトは今も昔も変わらず、ライフポイント駆使して戦うテーマになります。
ライフ回復やコストで発動できる効果はもちろん、「自分のライフが相手より多い場合に使用できる効果」などがある点も特徴になります。
以前はシンクロ主体のテーマでしたが、リンクや融合モンスターが新たに追加され、展開ルートやエースモンスターも大きく変わりました。
また「アロマ」は「六花」や「サンアバロン」や追加テーマの「蕾禍」など他の植物族テーマと相性が良く、構築の幅も非常に広い点もオススメになります。
今回の追加カードにより「アロマ」良さを残しながら、展開ルートが増えたため、個人的にファンデッキなら文句なしのテーマだと思います!
ライフポイント調整や効果発動タイミングは難しいため、初心者にオススメはできませんが、楽しく回せるテーマなので、気になった方は追加カード紹介も見て頂ければ幸いです!
アロマリリス-ロザリーナ
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から捨て、
自分フィールドの「アロマ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキからチューナー以外の「アロマ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
今回追加された「アロマ」のメインモンスターになります。
このカードにより、植物族テーマの展開ルートが広がったと言えるでしょう!
(1)は「自分・相手ターンに、このカードを手札から捨て、自分フィールドの「アロマ」モンスター1体を対象として、そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する」効果になります。
手札からフリーチェーンで回復を行うことができ「アロマ」カードの効果発動を狙うことがでる優秀な効果になります。
が...「アロマ」なら他のカードで回復ができるため、無理して発動せず(2)の効果をメインで使用していきたいです。
使うとしたら【アロマリリス-マグノリア】の攻撃力アップで不意打ちやフィニッシャーカードとして使用する場合が多いです。
(2)が強力で「このカードが召喚・特殊召喚した場合に、デッキからチューナー以外の「アロマ」モンスター1体を特殊召喚する」リクルート効果になります。
「発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない」デメリット効果がありますが、「アロマ」ならそこまで気にする必要はないと思います。
「ついに来た!優秀なアロマの1枚初動札!」
この効果により、召喚するだけで「アロマ」モンスターを2体並べることができ、リンク召喚などに繋げることができます。
中でも【アロマージ-ローリエ】と相性が良く、このカードと合わせることで、間接的に好きな「植物族」をサーチすることができます。
この手順なら好きな「植物族」モンスターをサーチすることができるため、手札から特殊召喚可能な【六花のしらひめ】や【薔薇の妖精】をサーチすることで【アロマリリス-ローズマリー】に繋がり、さらに展開を広げることができます。
もちろん、先行ならライフが多いため【アロマージ-ローリエ】をサーチし、特殊召喚する選択肢もあります。
この1枚の登場により「アロマ」だけではなく「植物族」テーマにも大きな影響を与える非常に強力なモンスターになります。
アロマブレンド
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキから「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」のいずれか1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材として除外し、
植物族の融合モンスター1体を融合召喚する。
自分のLPが相手より多い場合、自分の墓地の植物族モンスターを除外して融合素材とする事もできる。
最初は(2)の効果を見たとき「融合?」と疑問に思った「アロマ」の展開魔法カードになります。
(1)は「手札を1枚捨てて、手札・デッキから「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」のいずれか1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く」疑似サーチ効果になります。
一見、手札を2枚消費しているため、弱そうに思えますが「風」罠カードは「アロマ」にとって核にあたるため、文句なしの優秀な効果になります。
また【潤いの風】を設置すれば「アロマ」モンスターをサーチできるため、そこまで手札コストも重く考えないで良いと個人的に思います。
それに加え、永続罠を表側表示で置くので【灰流うらら】に妨害されないうえに、即座に罠カードを発動できる点も優秀です。
(2)は「墓地のこのカードを除外して、自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材として除外し、植物族の融合モンスター1体を融合召喚する」効果になります。
これにより、新たに追加された【アロマリリス-マグノリア】を融合召喚することができます。
他には、今回の追加カードが闇属性の「アロマ」なため【捕食植物ドラゴスタペリア】を出すことも可能です。(「アロマ」は制圧効果が少ないので採用もありかも?)
また「自分のLPが相手より多い場合、自分の墓地の植物族モンスターを除外して融合素材とする事もできる」ため、実質的にノーコストで融合モンスターを展開することができます。
「アロマ」にとって痒い所に手が届く、非常に使い勝手が良い魔法カードになります。(KONAMIさん…もっと強化くれてもいいんですよ!)
アロマデッキ【EX】+追加カード
こちらが「アロマ」のEXデッキになります。
ごめんなさい…EXデッキはあまり納得していないので、本当に参考程度にお願いします。
基本的には【アロマリリス-ロザリーナ】のデメリット効果の都合上「植物族」モンスターが多く採用されています。
URに余裕がない方は【アロマリリス-ローズマリー】は1枚でも大丈夫だと思います。
【星界樹イルミスティル】があれば是非とも採用したいのですが・・・・
アロマリリス-ローズマリー
植物族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「アロマ」カード1枚を手札に加える。
(2):自分のLPが回復した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
手札から「アロマ」モンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに3体まで特殊召喚する。
(3):このカードのリンク先のモンスター1体をリリースし、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外し、自分は1000LP回復する。
「アロマ」の新たなリンクモンスターになります。(ローズマリーさん、シンクロになったりリンクになったり忙しいですね(笑))
(1)は「このカードが特殊召喚した場合に、デッキから「アロマ」カード1枚を手札に加える」サーチ効果になります。
シンプルなサーチ効果ですが、サーチ範囲も広いうえに「特殊召喚した場合」とリンク召喚でなくても発動することができます。
(2)は「自分のLPが回復した場合に(ダメージステップでも発動可能)手札から「アロマ」モンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに3体まで特殊召喚する」効果になります。
発動にはライフポイント回復と「アロマ」には緩い条件で大量展開を行うことができます。
手札の「アロマ」モンスターを特殊召喚するため、事前に手札に準備する必要がありますが【恵みの風】や自身の(1)などで、容易に「アロマ」モンスターを補充することができます。
(3)は「このカードのリンク先のモンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として、そのカードを除外し、自分は1000LP回復する」除去+回復効果になります。
モンスター1体と発動コストは比較的重いですが、除外効果はカード種類を問わず除去することができます。
また、1000ライフポイント回復するため、自身の(2)の効果や他の「アロマ」カードの発動トリガーとしても活躍することができます。
サーチ・展開・除去と1枚で様々な場面で活躍が期待できるリンクモンスターになります。
アロマリリス-マグノリア
「アロマ」モンスター+植物族モンスター
(1):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの植物族モンスターは相手の効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、2000LPを払って発動できる。
自分フィールドの「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」の数だけ、フィールドのカードを除外する。
(3):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
その数値分だけ、自分フィールドの全ての植物族モンスターの攻撃力はターン終了時までアップする。
まさかの「アロマ」から融合モンスターが追加⁉
基本的には【アロマブレンド】から融合召喚することになると思います。
(1)は「自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの植物族モンスターは相手の効果では破壊されない」永続的な耐性付与効果になります。
ライフポイントが相手より多い必要がありますが、「アロマ」なら回復する手段は様々あるため、問題なく条件を満たすことができます。
ただし、(2)の効果とは相性が悪く、ライフポイント管理はしっかりとしましょう!
(2)は「1ターンに1度、2000LPを払って、自分フィールドの「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」の数だけ、フィールドのカードを除外する」除去効果になります。
フィールドに「風」罠カードが必要で少々特殊ですが、対象を取らない除外は遊戯王でも文句なしの強力な除去効果になります。
「風」罠カードは、このモンスターを出すまでに【アロマブレンド】を発動しているので、少なくとも1枚はフィールドに存在していると思います。
ただし、ライフコストとして2000ポイント払わなければならない点は重く、「相手よりライフが多い場合」に発動できる効果が使えなくなる場合がある点は注意が必要です。
(3)は「1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)その数値分だけ、自分フィールドの全ての植物族モンスターの攻撃力はターン終了時までアップする」強化効果になります。
地味な強化効果に思えますが、回復した数値分攻撃力が上がるため【アロマリリス-ロザリーナ】や【アロマセラフィ-アンゼリカ】の回復効果を利用すれば、大幅強化を狙うことができます。
また、強化効果はダメージステップでも発動できるため、コンバットトリックを行え、相手の意表を突くことができます。
個人的には決まればワンキル性能をもっており、除去・耐性付与効果とフィールドにいて損はない優秀な融合モンスターだと思います。
まとめ
今回は、 遊戯王マスターデュエルから「アロマ」デッキを紹介しました。
【アロマリリス-ローズマリー】の召喚演出を見れるだけで、このデッキを作成した意味がありますね!
「六花」と合わせることで、美少女デッキが作成できるため、男性陣に非常にオススメです(笑)
というのは、冗談で遊戯王の中でも珍しい、ライフポイント管理が重要になるテーマなため、いつもとは違ったデッキを使いたい方にオススメになります。
是非、新パックで「アロマ」が沢山当たった方や可愛いテーマが好きな方は作成してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。では!!!!