2023年8/10(木)から新パック「レイジオブカオス」の実装されました。
というのは...また後日、改めて話したいと思います(笑)「クシャトリラ」は当サイトでは紹介しないと思います。
話しは戻しまして、当サイトでは「氷結界」「ラヴァル」「ヴェルズ」など、デュエルターミナル出身のテーマを多く紹介しています。
理由としては、子どものとき「デュエルターミナル」は高くて作成できなかったため、マスターデュエルで「昔の夢を叶えたい」というだけです!
そして、今回紹介するテーマはもちろん「デュエルターミナル」から「激化する原住種族と侵略者との戦いの最中……遠き神話の時代より封印されし神々が復活を果たすー」
そう...今回は「魔轟神」紹介していきたいと思います!
「魔轟神」は言ってしまえば、非常にピーキーなテーマで、扱いが難しいですが、展開力があるデッキが好きな方は間違いなくオススメのテーマになります。
今回も可能な限り「純構築」で作成しましたので、いつも通り優しい目で参考程度に見て頂ければ幸いです。
魔轟神デッキ【メイン】
コチラが「魔轟神」のメインデッキになります。
「手札誘発?妨害札?・・・」「それよりも、デッキが回るほうが楽しい。以上!」
「魔轟神」は「光属性・悪魔族」という、珍しいうえに厨二病心をくすぐられる組み合わせで構成されている点が特徴になります。
そして、何よりも「魔轟神」モンスターは、「手札を捨てることで発動する効果」や「手札から捨てられた時に発動する効果」など「手札に関係する効果を持っている」点が一番の特徴になります。
また、「暗黒界」などと違い「手札から捨てられた時に発動する効果はコストによって捨てても発動する」ため、様々なカードと組み合わせることができます。
手札に関する効果を利用することで、爆発力を上げ、シンクロやリンクモンスターに繋げることが「魔轟神」の戦い方(強み)になります。
デッキとしては、「環境デッキ!」とは言えませんが・・・ソリティア・展開デッキが好きな方には非常にオススメのテーマなので、興味がある方は、以降のキーカード紹介も見て頂ければ幸いです!
メインデッキのキーカード
「魔轟神」は「手札を捨てる効果」と相性が良いため、「未界域」や「暗黒界」のカードを採用することで、デッキが回りやすくなります。
今回は採用し過ぎると「魔轟神」デッキとは言えないため、最低限の枚数にしています。
【レスキューキャット】の採用理由は、「魔轟神」には「魔轟神獣」という「獣族」モンスターが多く採用されているため、1枚で2体を展開でき、シンクロ・リンク召喚に繋げれれる優秀なモンスターになります。
魔轟神ルリー
このカードが手札から墓地へ捨てられた時、 このカードを墓地から特殊召喚する。
後に紹介する【魔轟神獣ケルベラル】【魔轟神獣ガナシア】と並ぶ「手札から墓地へ捨てられた時に特殊召喚できる」モンスターになります。
レベル1で非チューナーモンスターなため、使いにくいという理由で採用されないこともあります。
しかし、【魔轟神獣チャワ】と合わせることで、召喚権を使わずにに【フォーミュラ・シンクロン】にアクセスができるため、十分活躍は期待できると思います。
影は薄いですが、レベル1でシンクロの調整もしやすい点に加え、リンクモンスターとも相性が良いため1~2枚は採用したいモンスターになります。
魔轟神獣チャワ
自分のメインフェイズ時に発動できる。 手札から「魔轟神」と名のついたモンスター1体を捨て、 このカードを手札から特殊召喚する。
「魔轟神」の「手札から墓地へ捨てられた時」という発動条件を容易に満たすことができる、起点のレベル1チューナーモンスターになります。
「 手札から「魔轟神」と名のついたモンスター1体を捨て、このカードを手札から特殊召喚」できるため、召喚権を使用せずに展開を行うことができます。
個人的には能動的に「魔轟神」を墓地に送ることができるため、多めに採用したいモンスターになります。
魔轟神クルス
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、 このカード以外の自分の墓地のレベル4以下の「魔轟神」モンスター1体を対象として発動する。 そのモンスターを特殊召喚する
「魔轟神」において必須級の幼女になります。
効果は「このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、このカード以外の自分の墓地のレベル4以下の「魔轟神」モンスター1体を対象として、そのモンスターを特殊召喚する」蘇生効果になります。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・そうです...「この効果に名称ターン1制限はありません」そのため、手札から墓地に送られることで、何度でも蘇生効果を使用することができます。
また、蘇生対象も「レベル4以下の「魔轟神」モンスター」と非常に緩く、シンクロモンスターの【魔轟神獣ユニコール】まで蘇生できてしまう破格の蘇生効果になります。
特にデメリット効果も存在しないため、何度でも蘇生し、シンクロやリンクに繋げることができます。
最初は発動タイミングや蘇生対象など難しい点も多いですが、「魔轟神」なら間違いなく3枚採用したいモンスターになります。
魔轟神獣ケルベラル
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。
「 手札から墓地へ捨てられた時に特殊召喚できる」レベル2チューナーモンスターになります。以上!
手札から捨てることで、タイミングを逃すことなく特殊召喚ができ、【レスキューキャット】からもアクセスができるので、活躍の場面が非常に多いモンスターになります。
また、レベル2チューナーなため、汎用性も高く、文句なしの優秀なモンスターになります。
魔轟神獣アバンク
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
手札から「魔轟神」モンスター1体を捨て、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
手札から「魔轟神」を捨てる効果+自己蘇生効果を持つ、レベル2チューナーモンスターになります。
「魔轟神」を手札から捨てる必要がありますが、【魔轟神クルス】や【魔轟神獣ガナシア】などを捨てることで、展開を広げることができます。
ただし、「魔轟神」には珍しく「名称ターン1制限」があり「この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される」デメリット効果がある点は注意が必要です。
魔轟神獣ガナシア
このカードが手札から墓地へ捨てられた時、 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は200ポイントアップし、 フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
「手札から墓地へ捨てられた時に特殊召喚できる」レベル3モンスターになります。
「この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は200ポイントアップし、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される」強化効果+デメリット効果があります。
強化値は200と低いうえに、蘇生効果や【貪欲な壺】などを多く利用する「魔轟神」にとっては...少々残念な効果になります。(なぜ・・・デメリット効果が付いたのか?)
とは言え、自己展開効果を持つレベル3の非チューナーモンスターは「魔轟神」にとって、活躍が多いモンスターなので、3枚採用したいモンスターになります。
魔轟神グリムロ
(1):自分フィールドに「魔轟神」モンスターが存在する場合、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 デッキから「魔轟神グリムロ」以外の「魔轟神」モンスター1体を手札に加える。
「魔轟神」にとって実質的なサーチモンスターになり、「墓地に送られる女」になります。
効果は「自分フィールドに「魔轟神」モンスターが存在する場合、このカードを手札から墓地へ送って発動でき、デッキから自身以外の「魔轟神」モンスター1体を手札に加える」同名以外の「魔轟神」モンスターサーチ効果になります。
フィールドに「魔轟神」モンスターが存在している必要がありますが、召喚権を使用せず「魔轟神」モンスターをなんでもサーチできる効果が弱いわけがありません!
また、自身も墓地に送られるため【魔轟神クルス】の蘇生対象や【貪欲な壺】のコストにもなることができ、サーチ以外でも活躍が期待できます。
レベル4でシンクロ素材としても優秀なので「魔轟神」を組むうえで、間違いなく3枚採用をオススメします。
魔轟神クシャノ
(1):このカードが墓地に存在する場合、 手札から「魔轟神クシャノ」以外の「魔轟神」モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。 このカードを手札に加える。
墓地にいることで、いつでも手札の「魔轟神」を捨てることができる優秀なモンスターになります。
「手札から自身以外の「魔轟神」モンスター1体を墓地へ捨てて、このカードを手札に加える」一見、ただのサルベージ効果に見えますが・・・
能動的に手札の「魔轟神」モンスターを捨てることができるため、【魔轟神クルス】をはじめとした、手札から墓地へ捨てられた時の効果を発動することができます。
また、この効果も「名称ターン1制限」がないため、シンクロ召喚などで墓地に送ることで、繰り返し効果を狙うことができます。
1枚でも十分活躍が期待できるモンスターなため、是非とも採用してみてください!
魔轟神マルコシア
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
「魔轟神」モンスターを含む、「魔轟神マルコシア」以外の手札のモンスターを2体まで捨て、
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、
この効果で捨てたモンスターの数×200アップする。
(2):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。
デッキから「魔轟神」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
自己展開効果+手札から捨てる効果を持つ、レベル4「魔轟神」モンスターになります。
(1)は「このカードが手札に存在する場合に「魔轟神」モンスターを含む、「魔轟神マルコシア」以外の手札のモンスターを2体まで捨て、このカードを特殊召喚する」特定のモンスターを捨てることで自身を特殊召喚する効果になります。
捨てるカードは「「魔轟神」を含む2体のモンスター」で良いため、「未界域」や「暗黒界」のカードをを捨てることもできます。
もちろん、「魔轟神」を1枚だけ捨てることもできるため、融通が利きやすく「魔轟神」の中でも比較的使いやすいモンスターになります。
強化効果は・・・オマケ効果と割り切って良いと思います!
(2)は「このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に、デッキから「魔轟神」魔法・罠カード1枚を手札に加える」「魔轟神」魔法・罠カードをサーチする効果になります。
発動条件は「魔轟神」なら特に難しくはないため、容易にサーチを行うことができます。
現状サーチ先は【魔轟神界の階】【弑逆の魔轟神】の2枚のため、個人的な感想になりますが、無理して発動を狙う必要はないと思います。
とは言え、「魔轟神」の展開や動きの幅を広げてくれる優秀なモンスターなため、1枚は採用をオススメします。
魔轟神【EX】デッキ+キーカード
こちらが「魔轟神」のEXデッキになります。
「魔轟神」はシンクロ軸とリンク軸の2つが主な構築になりますが、今回はシンクロモンスターをメインに採用しています。
今回は「魔轟神」シンクロモンスターを2種類しか採用していませんが、【魔轟神レイジオン】は2枚採用しても良いと思います。
【魔轟神獣ユニコール】は効果無効と非常に強力な効果になりますが、発動条件が特徴なため、専用構築ではないと活躍が期待できないと考え、採用していません。
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】は【ルイ・キューピット】から【ネメシス・コリドー】をサーチができ、【ネメシス・コリドー】1枚で強力な制圧モンスターを展開できるため採用しています。
魔轟神レイジオン
「魔轟神」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする。
「魔轟神」のシンクロモンスターと言えば、このモンスター!
効果は「このカードがS召喚に成功した時に、自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする」ドロー効果になります。
「魔轟神」は手札を捨てる効果が多い関係上、手札が0枚になる場面が非常に多いため、2枚ドローは破格の効果になります。
また、【TG ハイパー・ライブラリアン】がフィールドに存在する時に、このモンスターをシンクロ召喚した場合、手札が0枚から3枚ドローができ、一気にリソースを増やすことができます。
もちろん、「名称ターン1制限」がこちらも存在しないため、何度でも効果を使用することができます。(やっぱり...2枚採用して良いと思います(笑))
「魔轟神」の弱点を補える個人的に文句なしで、核モンスターになります。
まとめ
今回は、遊戯王マスターデュエルから「魔轟神」デッキを紹介しました。
「魔轟神」は正直強くはないです・・・がデッキを回すのは非常面白いテーマになります。
ただし...フレンド対戦じゃないと時間切れを起こす場合があるので注意が必要です。(体験談)
EXモンスターが揃っていれば、「魔轟神」自体はあまり生成コストもかからないので、試しやすいテーマだと個人的に思います。
正直...純構築はオススメしませんが、ソリティアや展開デッキが好きな方には是非、推したいテーマなので、一度試してみてはいかがでしょうか!