みなさんは「夏」と「冬」はどちらが好きですが?
私は断然「冬」ですね! 「夏」は苦手で学生時代は、部活で良く熱中症になっていました(笑)
そして、この記事を書いている頃には...また「夏」がやってきますね...はぁ~
そこで今回は「夏」を忘れるために、「冬」を連想するテーマを紹介していきたいと思います。
「きよし この夜 星はひかり~」とそのテーマが「ホーリーナイツ」になります!
お世辞にも強いデッキとは言えませんが、今年の「夏」を乗り越えるために、遊戯王で「冬」を先取りしていきたいと思います。
今回も可能な限り「純構築」で作成しましたので、いつも通り優しい目で参考程度に見て頂ければ幸いです。
ホーリーナイツデッキ【メイン】
コチラが「ホーリーナイツ」のメインデッキになります。
作成してみたら、意外と生成コストが高くなってしまいました。(今回は可能な限り「純構築」を意識して作成したため「アーティファクト」は少なめの採用にしています)
「ホーリーナイツ」は、主に下級の「光属性・天使族」でエースモンスターの【聖夜に煌めく竜】をサポートして戦うテーマになります。
【聖夜に煌めく竜】が「ホーリーナイツ」にとって、「アタッカー」と「除去」をこなす重要なモンスターになるため、【聖夜に煌めく竜】を何度も展開することが、このテーマの要になります。
「何度も?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか!
「ホーリーナイツ」は、下級・魔法・罠とサポートを駆使して【聖夜に煌めく竜】を「手札からフィールドに特殊召喚、フィールドから手札に戻して再度特殊召喚」を繰り返して戦う戦術になります。
また、「光属性」「天使族」「レベル7・ドラゴン族」と相性が良いカードが多く、様々なカードの恩恵を受けることができる点も「ホーリーナイツ」の強みだと思います。
「手札・フィールドを往復する」非常に珍しいテーマで、イラストも「冬」をイメージした綺麗なデザインなので、少しでも気になった方は以降のキーカード紹介も見て頂ければ幸いです!
メインデッキのキーカード
【オネスト】は「光属性」以外の特殊召喚封じ効果を持つ【閃光の結界像】や戦闘面に弱い「ホーリーナイツ」を補助するために採用しています。
【失楽の魔女】は【禁じられた一滴】をサーチできるうえに、相手メインフェイズに、このカードをリリースすることで、デッキから「天使族・レベル4モンスター」1体を特殊召喚できるため、下級「ホーリーナイツ」と相性が良いモンスターになります。
【同胞の絆】は「ホーリーナイツ」は「天使族・レベル4モンスター」が多く採用されているため、発動コストやデメリットはやや重めですが、それを踏まえても、強力な展開効果なため生成コストに余裕があればオススメのカードになります。
聖夜に煌めく竜
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):フィールドのこのカードは、闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、
闇属性モンスターの効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターをエンドフェイズまで除外する。
この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
「ホーリーナイツ」のエースモンスターとして、必須の「過労4...ドラゴンさん」になります。
(1)は「このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として、そのカードを破壊する」除去効果になります。
破壊効果は対象を取りますが、モンスター・魔法・罠カードと種類を問わず破壊できるため優秀な除去効果になります。
また、この除去効果は「1ターンに1度」という制限がないため、手札からの召喚・特殊召喚を行うことで、何度も破壊することができます。
「ホーリーナイツ」デッキは手札から特殊召喚する効果が多く、何度も破壊を狙うことができ、相手に対して妨害・牽制をすることができます。
(2)は「フィールドのこのカードは、闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、闇属性モンスターの効果では破壊されない」闇属性に対しての戦闘・効果破壊耐性になります。
まあ...相手への干渉はないので、オマケ効果と割り切って良いと思います。
(3)は「1ターンに1度、このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる、その相手モンスターをエンドフェイズまで除外する。この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる」除外効果+連続攻撃効果になります。
「痒い所に手が届かない...」というのが、個人的な感想になります。
除外効果は、ステータスが低いこのカードにとって嬉しい効果なのですが、「エンドフェイズまで除外」なため、悪く言えば「その場しのぎ...」です。
また「戦闘時」ではなく「攻撃時」であるため、相手のターンには発動ができない点も注意が必要です。
使い方は「厄介なモンスターを一時的に除外し、連続攻撃で大ダメージを与える」というのが、基本になると思います。
辛口評価気味でしたが、除去効果は使いやすく優秀で、手札からの展開が整えば十分戦うことができるポテンシャルはあると思います。
ホーリーナイツ・レイエル
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、「ホーリーナイツ・レイエル」以外の
自分の墓地の「ホーリーナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
サーチ効果を持つ「ホーリーナイツ」の起点モンスターになります。
(1)は「 このカードが召喚に成功した時に、デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を手札に加える」専用魔法・罠カードのサーチ効果になります。
サーチ効果は召喚時にしか発動できませんが、状況に合わせてサーチすることができ、初動~終盤まで活躍が期待できる安定した効果になります。
また、サーチ先は魔法・罠カードですが【聖なる篝火】をサーチすることで、「ホーリーナイツ」モンスターまたは「ドラゴン族・光属性・レベル7モンスター」を間接的にサーチすることができます。
(2)は「 墓地のこのカードを除外し、「ホーリーナイツ・レイエル」以外の自分の墓地の「ホーリーナイツ」モンスター1体を対象として、そのモンスターを特殊召喚する」蘇生効果になります。
自身以外の「ホーリーナイツ」モンスターを蘇生することで【聖夜に煌めく竜】やEXモンスターの展開につなげることができます。
「ホーリーナイツ」はそれほど墓地にモンスターは溜まりませんが、対応力は高い効果になります。
ステータスも比較的高く、いずれの効果も優秀な効果を備えているため、2~3枚は採用したいモンスターになります。
ホーリーナイツ・オルビタエル
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドの表側表示のドラゴン族・光属性・レベル7モンスターが手札に戻った場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
魔法・罠カードのセット(サーチ)効果を持つ「ホーリーナイツ」モンスターになります。
(1)は「自分フィールドの光属性モンスター1体を対象として、そのモンスターをリリースし、デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする」実質的な専用魔法・罠カードサーチになります。
【ホーリーナイツ・レイエル】と違い、光属性モンスター1体をリリースする必要がありますが、この効果は「相手のターンにも使用できる」ため、フリーチェーンで魔法・罠カードをセットすることができます。
もちろん、リリース効果を利用してサクリファイスエスケープなどを行うことができます。
(2)は「このカードが墓地に存在し、自分フィールドの表側表示のドラゴン族・光属性・レベル7モンスターが手札に戻った場合に、このカードを特殊召喚する」自己蘇生効果になります。
自身は(1)でリリースすることで、墓地に送ることができ「ホーリーナイツ」は手札に戻す効果は多く、発動条件は容易に満たすことができます。
また、発動にデメリットはないため、毎ターン条件を満たすことで自己蘇生ができ、エクシーズやリリース効果を狙うことができます。
【ホーリーナイツ・レイエル】と十分差別化でき「ホーリーナイツ」にとって重要な起点モンスターになります。
ホーリーナイツ・シエル
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
「ホーリーナイツ・シエル」以外の自分フィールドの、
「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。
1枚では機能しませんが【聖夜に煌めく竜】を手札に戻し、再展開できるモンスターになります。
(1)は「 このカードが手札に存在する場合、自身以外の自分フィールドの、「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を持ち主の手札に戻して、このカードを特殊召喚する」自身とフィールドのモンスターを入れ替える効果になります。
手札に戻すことで【聖夜に煌めく竜】の除去効果を再度使用できたり、【ホーリーナイツ・オルビタエル】の蘇生からエクシーズなど様々な展開を行うことができます。
もちろん、【ホーリーナイツ・レイエル】を再召喚し、魔法・罠カードのサーチを再度行うことも可能です。
(2)は「 自分フィールドにモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外して、手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する」手札展開効果になります。
「自分フィールドにモンスターが存在しない場合」という発動条件があるため、(1)の入れ替え効果と相性が悪い点は少々残念ですね...
個人的な感想ですが、(2)は無理して狙う必要はないかな...
とは言え、バウンス効果だけでも「ホーリーナイツ」の回転率を向上させる優秀なモンスターだと思います。
聖なる篝火
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「ホーリーナイツ」モンスターまたは
ドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。
相手フィールドに闇属性モンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
さらに手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚できる。
「ホーリーナイツ」にとっての優秀なモンスターサーチカードになります。
効果は至ってシンプルで「デッキから「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える」サーチ効果になります。
このカードは【ホーリーナイツ・オルビタエル】【ホーリーナイツ・レイエル】で相互サーチができるため、「ホーリーナイツ」の手札事故を大きく軽減することができます。
また、「相手フィールドに闇属性モンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚できる」追加効果があります。
相手のモンスターをリリースし【多次元壊獣ラディアン】を召喚し、除去+特殊召喚効果を狙う方法もありますが、個人的にそこまで無理して狙う効果ではないと思います。
遊戯王は優秀な「闇属性」モンスターが多いので、発動できたらラッキー程度に考えています。
サーチ効果で十分活躍が期待できるため、迷ったら3枚採用して問題ない魔法カードになります。
聖なる降誕
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札の天使族・光属性モンスター1体を相手に見せ、
デッキからドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。
その後、見せたモンスターをデッキの一番下に戻す。
(2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。
【聖夜に煌めく竜】をサーチ・展開できる永続魔法カードになります。
(1)は「自分メインフェイズに、手札の天使族・光属性モンスター1体を相手に見せ、デッキからドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。その後、見せたモンスターをデッキの一番下に戻す」手札交換効果になります。
正直、手札に「天使族・光属性」がいないと発動できず、【聖なる篝火】の劣化サーチ効果になりますが・・・必須カードである【聖夜に煌めく竜】をサーチできる手段が多いに越したことはありません!
【聖なる篝火】は「ホーリーナイツ」モンスターをサーチし、【聖なる降誕】は【聖夜に煌めく竜】をサーチするなど、使い分ける運用がオススメになります。
(2)は「相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に、手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する」手札からの展開効果になります。
発動条件は「相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合」と非常に緩く、確実に相手のターンに【聖夜に煌めく竜】を手札から特殊召喚することができます。
そのため、【聖夜に煌めく竜】の除去効果を発動することができ、相手側への牽制・妨害を行うことができます。
聖夜の降臨
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドのドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
●手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。
「ホーリーナイツ」の基本展開ルート・核となる重要な罠カードになります。
効果は非常にシンプルで、「これが「ホーリーナイツ」の動きです!」と言っているような文章になります。
1つ目の効果は「自分フィールドのドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を対象として、そのモンスターを持ち主の手札に戻す」セルフバウンス効果になります。
基本的に【聖夜に煌めく竜】を手札に戻し、手札からの特殊召喚時の除去効果を狙う場合が多いですが、【ホーリーナイツ・オルビタエル】の発動トリガーやサクリファイスエスケープなどを行うことができます。
2つ目の効果は「手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する」手札からの展開効果になります。
もう特に説明することがありませんが、【聖夜に煌めく竜】を手札から特殊召喚し除去効果で相手側を妨害することが、主な使用方法になります。
もちろん、自分のターンに特殊召喚しエクシーズやリンク召喚を狙うこともできますが「このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない」ため、注意が必要です!
相手ターンに【聖夜に煌めく竜】を手札から特殊召喚して妨害、自分のターンはエンドフェイズ時などにバウンスして、次の特殊召喚に備える!
以上!
永続罠なので、除去されなければ「ホーリーナイツ」を安定して展開することができる、なくてはならないカードになります。
ホーリーナイツ【EX】デッキ
こちらが「ホーリーナイツ」のEXデッキになります。
今回は【強欲で金満な壺】や【同胞の絆】などを採用しているため、そこまでEXモンスターに依存していません。
基本的に「ホーリーナイツ」は【聖夜に煌めく竜】のワンオペなので(笑)
EXモンスターを軸に採用する場合は、「ホーリーナイツ」はすべて「レベル4・光属性・天使族」で統一されているため、ランク4エクシーズを多めに採用すると良いと思います。
また、【聖夜に煌めく竜】がレベル7なため、ランク7エクシーズもオススメになります。
まとめ
今回は、遊戯王マスターデュエルから「ホーリーナイツ」デッキを紹介しました。
デッキとしては、非常に扱いやすく初心者にオススメなテーマですが、強くはないです。
今回の構築の場合、生成コストも高いですね...
とは言え、手札・フィールドを行き来して戦う、非常に珍しいテーマなので、生成コストに余裕がある方は、作成してみてはいかがでしょうか!
「ドラゴン族・光属性・レベル7」の強い新規がくれば...強くなるかも!