9月20日のアップデートにより、ストラクチャーデッキ「スペルブック・オブ・プロフェシー」が実装されましたが、みんなさん購入されましたか?
恐らくですが多く方は、魔法使い族テーマの【魔導】を目当てで購入したと思います。
ですが、管理人はデッキを見て最初に「【フォーチュンレディ・エヴァリー】収録されてんじゃん!」と思ってしまいました…
察しが良い方は正解です(笑) 今回・・・紹介するテーマは「フォーチュンレディ」デッキになります。
「フォーチュンレディ」は「遊戯王5D’s」において、ダークシグナー化した「カーリー渚」が使用していたテーマになります。
余談ですが、ダークシグナー化していない時は「占い魔女」というテーマを使用していました。
今回はストラクチャーデッキに収録されている「魔導書」も採用して作成してみました。
是非!「スペルブック・オブ・プロフェシー」を購入された方は、今から紹介するデッキを参考にしてみて下さい。
フォーチュンレディデッキ【メイン】
こちらが、「フォーチュンレディ」の【メイン】デッキになります。
前置きを書いて申し訳ありませんが、正直…SR・URが多いため生成コストに余裕がない方にはオススメしないテーマになります。
とは言え…このサイトに来ている方は環境デッキとか気にしない方だと思うので問題ないですね(笑)
まず、カードを紹介する前に「フォーチュンレディ」の共通効果を確認しましょう!
(1):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×○○○になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)
このように「フォーチュンレディ」は共通効果でレベル変動とレベルに応じた攻守のアップを持っているのが特徴になります。
また、専用の強力なドローサポートに加え、除外効果や特殊召喚される事により効果を発動するのも大きな特徴になります。
戦術としては、ドローサポートで手札を整え、「フォーチュンレディ」モンスターを大量展開し、レベル変動効果でシンクロに繋げるのが基本的な動きになります。
「フォーチュンレディ」は十分な展開力があり、ドローソースが多く回していても楽しく、何よりイラストが素晴らしいので個人的にはオススメになります。
メインデッキのキーカード
「フォーチュンレディ」は「占い魔女」や「カオス」など様々な軸がありますが、今回はストラクチャーデッキの発売に合わせて「魔導書」を採用しています。
【沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン】や【ウィッチクラフトゴーレム・アルル】はテーマを問わず、非常に強力な魔法使いサポートなため採用しています。
【円融魔術】融合するために魔法使いを除外するため、「フォーチュンレディ」と相性が良く展開力も上がるので、個人的に2枚採用しています。
今回は【フューチャー・ヴィジョン】を採用していますが、【魔法族の里】の方が制圧力は高いため、どちらを採用するかはお任せします。
フォーチュンレディ・ライティー
(1):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×200になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
(3):表側表示のこのカードが効果でフィールドから離れた時に発動できる。
デッキから「フォーチュンレディ」モンスター1体を特殊召喚する。
リクルート効果を持つ「フォーチュンレディ」では核になるモンスターになります。
(1)(2)は「フォーチュンレディ」の共通効果になります。
(3)は「表側表示のこのカードが効果でフィールドから離れた時に、デッキから「フォーチュンレディ」モンスター1体を特殊召喚する」リクルート効果になります。
コチラの効果が非常に強力で、発動条件が「このカードが効果でフィールドから離れた時」と緩いうえに、あらゆる「フォーチュンレディ」をリクルートできます。
主な使い方としては【フォーチュンレディ・パスティー】のレベル調整で除外し発動したり、【ルドラの魔導書】のドロー効果を合わせて発動する場合が多いです。
また【フューチャー・ヴィジョン】なら、リクルート効果を利用しながら、再発動を狙うことができます。
ただし、リクルート効果はタイミングを逃す点と「効果でフィールドから離れた時」なので【ワンダー・ワンド】などのコストでは発動しない点は注意が必要です。
フォーチュンレディ・パスティー
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×200になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
(3):自分フィールドの「フォーチュンレディ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外の自分の手札・フィールド・墓地の魔法使い族モンスターを任意の数だけ除外し、
ターン終了時まで対象のモンスターのレベルを、除外したモンスターの数だけ上げる、または下げる。
10期で追加された「フォーチュンレディ」唯一のチューナーモンスターになります。
(1)(2)は「フォーチュンレディ」の共通効果になります。
(3)は「自分フィールドの「フォーチュンレディ」モンスター1体を対象として、そのモンスター以外の自分の手札・フィールド・墓地の魔法使い族モンスターを任意の数だけ除外し、ターン終了時まで対象のモンスターのレベルを、除外したモンスターの数だけ上げる、または下げる」レベル変動効果になります。
最初見た時は「この効果で10期か・・・」と思ってしまいました(笑)
レベル変動効果は、除外した魔法使い1枚ににつきレベル1上げるか下げるかを決めることができますが、多くの方はコストが重いと感じると思います。
ですが、任意に魔法使い族を除外できるため【フォーチュンレディ・リワインド】や【フォーチュンフューチャー】に繋げることができます。
また、フィールドからも除外できるため、【フォーチュンレディ・ライティー】のリクルート効果のトリガーとしても使用できます。
正直…10期の性能ではありませんが、レベル変動効果でシンクロの選択肢を広げることができ、任意で魔法使いを除外できるため、十分優秀なモンスターになります。
フォーチュンレディ・ウォーテリー
(1):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×300になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
(3):自分フィールドに「フォーチュンレディ・ウォーテリー」以外の「フォーチュンレディ」モンスターが存在し、
このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから2枚ドローする。
ターン制限がない「フォーチュンレディ」の最強ドローモンスターになります。
(1)(2)は「フォーチュンレディ」の共通効果になります。
(3)は「自分フィールドに「フォーチュンレディ・ウォーテリー」以外の「フォーチュンレディ」モンスターが存在し、このカードが特殊召喚に成功した場合に、自分はデッキから2枚ドローする」ドロー効果になります。
発動条件として、自身以外の「フォーチュンレディ」がフィールドに必要ですが、特殊召喚するだけで2枚のドローができる点は破格の性能です!
そして、コチラの効果は「名称ターン1効果ではない」ため、条件を満たすことで何度も2枚ドローを発動できます。
このモンスターはフィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが必要なため、単体では活躍できませんが準備整えることで、莫大なアドバンテージを得ることができます。
フォーチュンレディ・ダルキー
このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×400ポイントになる。 また、自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターが 戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、 自分の墓地の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「フォーチュンレディ」のアタッカー兼、展開要員のモンスターになります。
(1)(2)は「フォーチュンレディ」の共通効果になりますが、コチラのモンスターはレベル5あるため、召喚した時点で攻守は2000あり戦闘にすぐに参加することができ、レベルが高いためシンクロ素材としても活躍できます。
また「このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターが、戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる」蘇生効果を持っています。
フィールドの「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターがモンスターを戦闘破壊することで、蘇生ができる点は優秀な効果になります。
またコチラの効果もターン制限がなく、この効果で蘇生した「フォーチュンレディ」で続けて相手モンスターを戦闘破壊できれば、さらに「フォーチュンレディ」を蘇生することができます。
他の「フォーチュンレディ」モンスターは攻撃力は低いですが、シンクロモンスターの【フォーチュンレディ・エヴァリー】なら戦闘破壊も十分に狙うことができます。
そのため、戦闘力・展開力を兼ね備えた意外と活躍が多いモンスターになります。
フォーチュンフューチャー
(1):除外されている自分の「フォーチュンレディ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを墓地に戻す。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。
「フォーチュンレディ」専用の【強欲な壺】になります。
効果は単純で強力「除外されている自分の「フォーチュンレディ」モンスター1体を対象として、そのモンスターを墓地に戻し、その後、自分はデッキから2枚ドローする」ドロー効果になります。
「フォーチュンレディ」は除外するカードが多いため、除外された「フォーチュンレディ」を墓地に戻すだけで2枚もドローできるのは破格の性能だと思います。
また、このカードも「名称ターン1効果ではない」ため何回も発動することができます。
ただし、デュエルの前半は除外が溜まっていない場合もあり【フォーチュンフューチャー】が腐ってしまう点は注意が必要です。
そのため、個人的に1~2枚採用がオススメになります。
フォーチュンレディ・コーリング
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが存在する場合に発動できる。 同名カードが自分フィールドに存在しない「フォーチュンレディ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
「フォーチュンレディ」専用のリクルート魔法カードになります。
効果は「自分フィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが存在する場合に、同名カードが自分フィールドに存在しない「フォーチュンレディ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する」とシンプルなリクルートになります。
発動条件として、フィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが必要になりますが、リクルートするモンスターに特に条件がないのは非常に強力です。
基本的には【フォーチュンレディ・ウォーテリー】を特殊召喚し、2枚ドローする使い方が多いですが選択肢が多いため状況に合わせた「フォーチュンレディ」を召喚すると良いと思います。
ただし「このカードの発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」デメリット効果がある点は注意が必要です。
フォーチュン・ヴィジョン
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「フォーチュンレディ」カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカードが効果で除外された場合に発動できる。
このターン、自分フィールドのモンスターは効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのカードが効果で除外された場合に発動できる。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージは1度だけ0になる。
雑に強いサーチ効果にオマケ効果がついている永続魔法カードになります。
(1)は「このカードの発動時の効果処理として、デッキから「フォーチュンレディ」カード1枚を手札に加える事ができる」シンプルなサーチ効果になります。
サーチは「フォーチュンレディ」カードなので、魔法・罠カード問わずサーチすることができ非常に優秀な効果になります。
言ってしまえば、この(1)の効果だけでも「フォーチュンレディ」なら3枚採用する価値があります。
(2)は「1ターンに1度、自分フィールドのカードが効果で除外された場合に、このターン、自分フィールドのモンスターは効果では破壊されない」破壊耐性付与になります。
(3)は「1ターンに1度、相手フィールドのカードが効果で除外された場合に、このターン、自分が受ける戦闘ダメージは1度だけ0になる」ダメージ軽減効果になります。
正直この2つの効果は、【フューチャー・ヴィジョン】を利用することで力を発揮しますが、弱いとは言いませんが、そこまで強力な効果ではないので、無理に狙う必要はないと個人的に思います。
サーチ効果がメインで、(2)(3)はオマケ効果と割り切ってしまうのがオススメです。
このカードがフィールド上に存在する限り、 自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、 そのモンスター1体を選択してゲームから除外する。 召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時、 この効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。
フォーチュンレディ・リワインド
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):除外されている自分の「フォーチュンレディ」モンスターを 任意の数だけ対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
「フォーチュンレディ」専用の【異次元からの帰還】と言っても過言ではない罠カードになります。
気になる効果は「除外されている自分の「フォーチュンレディ」モンスターを任意の数だけ対象として(同名カードは1枚まで)そのモンスターを特殊召喚する」特殊召喚効果になります。
同名カードは1枚までの制限がありますが、除外されている「フォーチュンレディ」を一気に展開することができます。
例えば、今回のデッキなら【フォーチュンレディ・パスティー】や【円融魔術】で容易に「フォーチュンレディ」を除外ゾーンに溜めることができ大量展開を狙うことができます。
デメリット効果として「この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る」とありますが、シンクロやリンクの素材してしまえば特に問題にならないと思います。
非常に強力な展開札ですが、使用する場面は平均1~2回だったため、個人的には2枚採用がオススメになります。
フォーチュンレディデッキ【EX】
こちらが「フォーチュンレディ」のEXデッキになります。
「フォーチュンレディ」は1種類のシンクロモンスターが存在します。
「フォーチュンレディ」はシンクロが主軸のデッキになるため、多めにシンクロを採用しています。
基本的にレベル7シンクロを多めに採用していますが、「フォーチュンレディ」はレベル変動ができるため【フルール・ド・バロネス】などの強力なモンスターを採用しています。
今回はリンクモンスターがあまり採用されていませんが【フォーチュンレディ・コーリング】のデメリット効果を考えると、必然的にシンクロが多めの構築になると思います。
もちろん、リンクメインの構築もありますが、個人的にはシンクロ主軸がオススメです。
EXデッキのキーカード
今回、紹介するEXモンスターは1種類になります。
【円融魔術】から融合召喚できるため【クインテット・マジシャン】【覇魔導士アーカナイト・マジシャン】を採用しています。
【テセウスの魔棲物】は【簡易融合】から出せる「レベル5チューナー」で「フォーチュンレディ」との相性が良いため採用しています。
フォーチュンレディ・エヴァリー
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×400になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで除外できる。
(3):相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の魔法使い族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
見た目が何となく初音ミ…「フォーチュンレディ」唯一のシンクロモンスターになります。
(1)は「このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×400になる」「フォーチュンレディ」の共通効果になります。
ただし、他の下級「フォーチュンレディ」と違いレベル7シンクロなため、最初から攻守2800と十分戦えるステータスになります。
(2)は「自分スタンバイフェイズに、このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで除外できる」共通効果+除去効果になります。
前半は「フォーチュンレディ」の共通効果になりますが、その後に相手モンスターを除外する事ができます。
除去効果は対象を取らず、昨今の遊戯王では破壊耐性や対象耐性を持つモンスターが多いため、コチラの除外効果は非常に強力になります。
発動タイミングが「自分スタンバイフェイズ」と遅く思えますが、(3)の効果によりフィールドに存在する場合が多く十分除去カードとして活躍できます。
(3)は「相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の魔法使い族モンスター1体を除外して、このカードを特殊召喚する」自己蘇生効果になります。
発動タイミングが「相手エンドフェイズ」なため、(3)で自己蘇生し、自分スタンバイフェイズに(2)のレベル変動と除外効果を繋げて発動ができます。
また、発動コストも比較的軽く、シンクロ素材でも魔法使い族は使用しているので、何もしない限りは発動できると思います。
少々・・現代遊戯王ではパワー不足が否めませんが十分活躍できるシンクロモンスターになります。
まとめ
今回は、遊戯王マスターデュエルから「フォーチュンレディ」デッキを紹介しました。
「フォーチュンレディ」はドローが沢山できるので、回していてかなり気持ちいいデッキになります。
何回も言いますが、生成コストによっぽどの余裕がある人しか作らないことをオススメします(笑)
「そんなのいつものことじゃ・・・」と思った方は...いつも見て下さりありがとうございます。
これであなたもファンデッカーの仲間入りです! これからもよろしくお願いします。
では! また次のデッキで会いましょう!