子供の頃に使用していたデッキは記憶にも残っていて印象が強いと思います。
私も小学生から遊戯王やっていましたがテーマとして初めて組んだのが「ディフォーマー」デッキでした。
何故か「スターダスト」や「レッド・デーモン」のデッキをみんながつくる中「パワーツールドラゴンを活躍させるデッキをつくりたい!」と当時に思っていました。
もう子供の時点で環境デッキは使わないひねくれものだったかもしれません(笑)
話は戻しまして今回は、2022年4/12(火)から開催される「シンクロフェスティバル」に敢えて合わせて「ディフォーマー」デッキを紹介していきたいと思います。
紹介するのはランク戦やフレンド対戦用のデッキになりますので「シンクロフェスティバル」用にしたい場合はリンクモンスターを抜けば簡易的にシンクロのみのデッキにすることが可能です。
2023年2月14日(火)より新セレクションパック「スプライツオブミラクル」が実装され、「ディフォーマー」に新規カードが追加されました。
デッキの構築が大きくかわったので、気になる方は下のリンクからどうぞ!
ディフォーマーデッキ【メイン】

こちらが「ディフォーマー」デッキのメインになります! いや…小学生の頃とはデッキの内容が大きく変わりました…大人になったな…
「ディフォーマー」はシンクロ召喚を駆使して戦うデッキになります。
「ディフォーマー」は共通効果で表示形式によって変わる効果を持っているのが特徴になります。
また昔のカードあるあるですが、名称指定の効果発動制限が存在しないため蘇生などをすれば効果を再度使用できるのが強みになります。
そのため【D・モバホン】の効果を使用するとサイコロ運が絡みますが、自分フィールドにモンスターが5体並ぶことも珍しくありません!
もしかしたら、シンクロモンスターを大量展開ができるかもしれません!
ランク戦は………全手札誘発に弱い(小声) 現代遊戯王が強すぎます…
ですが、正直使っていて一番楽しいデッキは何かと言われれば「ディフォーマー」デッキかもしれません!
メインデッキのキーカード
ここからはメインデッキのキーカードを紹介していきたいと思います。
「ディフォーマー」の展開には【D・モバホン】が必ずと言っても良いほど重要なカードになります。
そこで【ワン・フォー・ワン】や【機巧鳥-常世宇受賣長鳴】などで【D・モバホン】を初動で召喚できるようにしています。
また【D・ステープラン】を3枚採用していますが、正直レベル4のDなら特に指定はないので除去が可能な【D・パッチン】を多めに採用しても問題ありません!
D・モバホン

このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。 ●攻撃表示:サイコロを1回振る。自分のデッキの上から出た目の枚数分だけカードをめくる。その中にレベル4以下の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターが存在する場合、1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 ●守備表示:サイコロを1回振り、出た目の数だけ自分のデッキの上からカードを確認して元の順番でデッキの上に戻す。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
最初に少し話しましたが、「ディフォーマー」での最も重要な展開札になります。
守備表示の効果は基本的に使用しないと考えて大丈夫です!
重要なのは攻撃表示の効果になります!
「サイコロを振って出た目の数だけデッキをめくり、その中のレベル4以下の「D(ディフォーマー)」を1体を召喚条件を無視して特殊召喚する」
サイコロという不確定要素がありますが、この効果は名称ターン1がないので失敗したり、効果を無効にされても別のモバホンを使用できるのが強いです!
また、【機械複製術】と非常に相性が良く決まれは3体発動でき大量展開を狙うことが可能です!
爆発力が非常に高いので使用していても本当に楽しいです(笑)
D・スマホン

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。 (1):このカードは表示形式によって以下の効果を得る。 ●攻撃表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキの上からカードをめくる。その中から「D(ディフォーマー)」カード1枚を手札に加え、残りはデッキに戻してシャッフルする。 ●守備表示:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキの上からカードを確認し、デッキの上か下に好きな順番で戻す。
このカードは通常召喚できないですが、自分の墓地の「D(ディフォーマー)」モンスター1体を除外して特殊召喚できます。
特殊召喚効果も優秀ですが、このカードも攻撃表示時の効果が非常に優秀になります!
「サイコロを振って出た目の数だけデッキをめくり、その中の「D(ディフォーマー)」カードを手札に加える」
【D・モバホン】と似ていますがこちらはモンスター以外も手札に加えることができます。
またチューナーなのでレベル4を手札に加えて召喚することで強力なシンクロモンスターの【ナチュル・ビースト】に簡単にアクセスできます。
他にも【D・モバホン】を手札に加え展開を狙うこともでき、召喚権を使用しないでサーチができるので間違いなく3枚入れたいカードになります。
D・スコープン

このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。●攻撃表示:1ターンに1度、手札からレベル4の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードのレベルは4になる。
(ディフォーマー)展開カードの1枚になります。
攻撃表示ならば「手札からレベル4の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する」ことができ容易にレベル7シンクロに繋げることが可能です。
守備表示ならば「このカードのレベルは4になる」ので【D・モバホン】の効果特殊召喚しレベル5シンクロに即座にアクセスができます。
このカードも非常に使い勝手が良いので3枚採用したいカードになります。
D・リモコン

このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。 ●攻撃表示:1ターンに1度、自分の墓地に存在する「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、自分のデッキからそのモンスターと同じレベルの「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を手札に加える。 ●守備表示:1ターンに1度、手札の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地からそのモンスターと同じレベルを持つ他の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選んで手札に加える。
ディフォーマーのレベル3チューナーになります。
【D・リモコン】は効果が墓地を利用する効果なので序盤というよりも中盤に活躍するカードになります。
基本的には序盤で引いてしまった場合は【水晶機巧-ハリファイバー】のリンク素材にするのがオススメです。
攻撃表示ならば「墓地の(ディフォーマー)を除外することで、デッキから除外した同じレベルの(ディフォーマー)を手札に加える」ことができます。
守備表示ならば「手札の(ディフォーマー)を捨てることで墓地から同じレベルの(ディフォーマー)を手札に加える」ことができます。
両方の効果とも同レベルという条件付きですが、サーチ・サルベージの2つの役割を担うことができるため2~3枚は採用したいカードになります。
機巧鳥-常世宇受賣長鳴

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体をリリースして発動できる。攻撃力と守備力の数値が同じで、リリースしたモンスターより低いレベルを持つ機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。裏側表示で除外されている自分のカードの中から、攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
純D(ディフォーマー)デッキにしたかったのですが・・・どうしても安定性を考えるとこのカードは入れておきたいカードになります。
このカードを採用することで実質【D・モバホン】を6枚採用していると考えて良いと思います。
このデッキでは何もない限り(1)の効果のみを使用します。
「自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体をリリースして、攻撃力と守備力の数値が同じで、リリースしたモンスターより低いレベルを持つ機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する」という効果になります。
もちろん、自身をリリースしても良いので召喚し効果を使うことでレベル1で同攻守の【D・モバホン】を特殊召喚が可能です。
そのため私は初動を安定させるため3枚採用しています!
D・リペアユニット

手札から「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地に存在する「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。装備モンスターは表示形式を変更する事ができない。このカードがフィールド上に存在しなくなった時、装備モンスターを破壊する。
ディフォーマー専用の早すぎた埋葬になります。
蘇生に「D(ディフォーマー)」モンスターを手札1枚捨てなければいけないデメリットがあります。普通に考えるとシンプルに損しています。
「じゃあ何故入れているのか?」と疑問を持つ方もいると思います。
それは・・・サーチが可能な蘇生カードだからです!
【パワー・ツール・ドラゴン】や【D・スマホン】の効果により容易に手札に蘇生カードを加えられることは単純ですが強力です。
競合カードとして【ジャンクBOX】がありますが個人的な感想ですが墓地を肥やしたり、サーチが可能などの点で十分差別化できていると思います。
そのため私は3枚採用しています!
ジャンクBOX

自分の墓地に存在するレベル4以下の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
こちらはシンプルなディフォーマー専用の蘇生カードになります。
強みとしては昔のカードなので名称ターン1がなく何枚でも発動が可能です!
エンドフェイズに破壊されてしまいますがシンクロやリンクの素材にしてしまうので全く問題のないデメリットになります。
1つ残念な点は先程も少し話しましたがサーチが出来ないので自分で引かなくてはならないことです。
その点を踏まえたとしても、おつりがくるので間違いなく3枚採用したいカードになります。
EXデッキ

こちらが「ディフォーマー」のEXデッキになります。
「ディフォーマー」としてのシンクロモンスターは存在しないので基本的には汎用シンクロモンスターを中心に採用しています。
【パワー・ツール・ドラゴン】は1枚採用したいですが、それ以外は5・7・8のシンクロモンスターを軸にすることをオススメします。
とは言っても「ディフォーマー」は本当にシンクロモンスターの自由度が高いため【コズミック・ブレイザー・ドラゴン】などの大型のシンクロなども狙うことができます。
EXデッキのキーカード
正直…これと言ってキーカードはありませんが、あまり他のデッキでは採用されていない3枚を紹介していきたいと思います。
パワー・ツール・ドラゴン

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。自分のデッキから装備魔法カードを3枚選択し、相手はその中からランダムに1枚選択する。相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。
一応・・・このデッキの看板モンスターになります。
「ディフォーマー」以外の装備主体のデッキで暴れていたような・・・
1ターンに1度、装備魔法を3枚の中からランダムで1枚手札に加えることができます。
もちろん、【団結の力】【魔術師の力】【ダブルツールD&C】などの単純火力で強くするという方法もあります。
ですが今回は【D・リペアユニット】【D・D・R】などの装備蘇生カードを採用しています。
そのため小学生の自分には申し訳ないのですが・・・【パワー・ツール・ドラゴン 】は他のシンクロの踏み台になります。
制圧を考えると【クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン】の方が強いんだ…ごめんよ!
ナチュル・ビースト

地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のデッキの上からカードを2枚墓地に送る事で、魔法カードの発動を無効にし破壊する。
魔法に対して非常に強力な制圧効果を発動するシンクロモンスターになります。
素材が地属性モンスターを指定していますが「ディフォーマー」は地属性が多いので特に問題なく召喚可能です。
「魔法が発動したら、自分のデッキの上からカードを2枚墓地に送る事で発動を無効にして破壊する」という強力な効果になります。
そしてこの効果にターン1はないのでデッキが尽きるまで何回も使用できます!
今の遊戯王でも魔法カードを多く利用するのでこのモンスターがフィールドにいるだけでも十分仕事をしてくれると思います。
超重剣聖ムサ-C

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。 (1):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、このターン自分はそのモンスター及びその同名モンスターを召喚・特殊召喚できない。 (2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
召喚時機械族のサルベージ効果を持ち、守備表示のまま攻撃できるレベル5シンクロになります。
特に素材に縛りがなく、シンクロ召喚に成功したら墓地の機械族をなんでも1枚手札に加えることができるので非常に優秀なカードになります。
自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、このターン自分は回収したモンスターを召喚・特殊召喚できなくなる点は注意が必要です。
まとめ
今回は、遊戯王マスターデュエルから「ディフォーマー」デッキを紹介しました。
【パワー・ツール・ドラゴン 】ごめんなさい…やっぱり制圧は欲しいです…
デッキを回した感想としてはサイコロの目次第ですが、決まれば多くのシンクロモンスターを展開できるので本当にオススメです。
サイコロに自信がある方は是非試して見てはいかがでしょうか!
どうでもいい話ですが【猛毒の風】はシンクロフェスティバルに刺さると思います…