皆さんは【星守の騎士 プトレマイオス】という禁止カードをご存知でしょうか?
2023年10月30日(月)の新レギュレーションより、制限に緩和されました!
また、新パック「レコード・オブ・ノーブルスピリッツ」より「テラナイト」の新規が追加されるため、新構築が完成次第、紹介していきたいと思います。
追加カードを含めたデッキは下で紹介しています!
最近遊戯王を始めた方は印象にはないと思いますが、知ってる人からするとかなりトラウマのカードだと思います。
「プトレノヴァインフィニティ」の悪魔の呪文を何回聞いたことか…まあ忘れましょう…
ですが【星守の騎士 プトレマイオス】は様々なデッキで出張していましたが、一応「テラナイト」というテーマのカードになります。
そこで今回はその「テラナイト」にスポットを当ててデッキを紹介していきたいと思います。
もちろん今回も純構築で作成してみたので「テラナイトデッキ」の参考にして頂けると幸いです。
テラナイトデッキ【メイン】
こちらが「テラナイト」のメインデッキになります。
「テラナイト」デッキの戦い方はランク4エクシーズを駆使して盤面を制圧していくデッキになります。
テラナイトモンスターは「召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する効果」を持っていてレベル4モンスターをフィールドに展開するのを得意としています。
そして非常に効果が単純で遊戯王始めたての方には比較的簡単なデッキだと言ってもいいと思います。
またテラナイトには【覚星輝士-セフィラビュート】や【竜星因士-セフィラツバーン】のペンデュラムを利用した軸も存在します。
ですが今回は復帰勢にも分かりやすいようにペンデュラムモンスターは採用していません。
「じゃあ実際、ラクマなどで勝てるのか?」という疑問を持つ方も多いと思います。
はっきり話すと、デッキとしては強いですが現代遊戯王についていけてない感じはあります。
基本的に自分が紹介してるのはファンデッキ寄りなので「プラチナ帯で勝ちたい!」という方にはあまりオススメしません。
メインデッキのキーカード
ここからはメインデッキのキーカードを紹介していきたいと思います。
EXデッキでも説明しますが永続罠が【星輝士 トライヴェール】の全バウンスと相性が良いので多く採用しています。
採用していない永続罠では【御前試合】【魔封じの芳香】【虚無空間】などがオススメです。
モンスターは【星因士 デネブ】【星因士 アルタイル】【星因士 ベガ】【星因士 ウヌク】こちらの4種類がテラナイトデッキでは重要なパーツになります。
星因士 デネブ
「星因士デネブ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星因士デネブ」以外の「テラナイト」モンスター1体を手札に加える。
テラナイトのサーチモンスターになります。正直あまり話すことがありません…
【星因士デネブ】以外の「テラナイト」モンスターを手札に加えることができるので、【星因士 アルタイル】【星因士 ベガ】【星因士 ウヌク】など状況に合わせたモンスターをサーチできます。
ただ、召喚だとエクシーズに繋げ辛いので、【星因士 アルタイル】【星因士 ベガ】の特殊召喚効果を利用して召喚するのが基本的な動きになります。
テラナイトの要となるモンスターなので間違いなく3枚入れるカードになります。
星因士 アルタイル
「星因士アルタイル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、「星因士アルタイル」以外の自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで「テラナイト」以外の自分フィールドのモンスターは攻撃できない。
【星因士 アルタイル】がテラナイトデッキの強みといっても間違いないと思います。
「召喚・反転召喚・特殊召喚することで、自身以外の墓地の「テラナイト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる」非常に優秀な効果を持っています。
【星因士 アルタイル】を召喚することで即座に【煉獄の騎士ヴァトライムス】などのランク4エクシーズにつなげることができます。
【星因士デネブ】を蘇生すれば次のターンの【星因士 アルタイル】をサーチしつつ展開ができるので手札消費も抑えることができます。
この効果を発動するとターン終了時までテラナイト以外のモンスターは攻撃出来なくなるので注意が必要です。
星因士 ベガ
「星因士ベガ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札から「星因士ベガ」以外の「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
【星因士 デネブ】【星因士 アルタイル】と並ぶ展開モンスターになります。
「召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からテラナイトモンスターを特殊召喚する」効果になります。
【星因士 アルタイル】から蘇生する方法や手札から【星因士 アルタイル】を特殊召喚する方法など様々な展開方法を生み出すことができます。
また、アルタイルのようにデメリットがないためテラナイト以外のランク4エクシーズで動くことができます。
【星因士 アルタイル】と十分に差別化できているので2~3枚は採用したいモンスターになります。
星因士 ウヌク
「星因士ウヌク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星因士ウヌク」以外の「テラナイト」カード1枚を墓地へ送る。
テラナイトの墓地肥やしカードになります。
ただ正直…テラナイトは墓地効果を持ったモンスターがいなく、【星因士 アルタイル】以外で墓地を利用するカードがありません…
そのため、デッキ圧縮しつつ【星因士 アルタイル】の蘇生対象を確保するのがこのカードの仕事になります。
今後のテラナイトカードに墓地効果があるカードがくれば非常に強力なモンスターになると思います。(期待)
神星なる因子
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分フィールドの表側表示の「テラナイト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
テラナイト専用のカウンター罠になります。このカードは非常に強力です!
「モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分フィールドの表側表示の「テラナイト」モンスター1体を墓地に送ることで発動を無効にし破壊する」効果になります。
それに加えて「その後、自分はデッキから1枚ドローする」というオマケもついています。
リリースコストが必要で召喚・特殊召喚などは無効にできませんが、「効果無効+1枚ドロー」は間違いなく強力なカードになります。
また【星輝士 デルタテロス】をリリース素材にすることで手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚できるので相性が良いです!
天架ける星因士
「天架ける星因士」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとカード名が異なる「テラナイト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、対象のモンスターを持ち主のデッキに戻す。この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
自分フィールドの「テラナイト」を別の「テラナイト」モンスターに入れ替えるカードになります。
速攻魔法なため相手の除去効果から逃げることもでき、初手で使わない【星因士 アルタイル】などを戻すことができ状況に応じたテラナイトモンスターを召喚できます。
デメリットとして「この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない」については注意が必要です。
ただ【煉獄の騎士ヴァトライムス】がいるのでそこまで大きなデメリットではないと思います。
EXデッキ
こちらが「テラナイト」のEXデッキになります。
テラナイトはランク4エクシーズを駆使して戦うデッキなので基本的にはランク4エクシーズを多く採用しています。
そのため、テラナイトモンスター以外には汎用のエクシーズを入れています。
リンクモンスターの採用も可能ですが【星因士 アルタイル】などのデメリットなどを考えるとエクシーズモンスターの方が良いかと思います。
EXデッキのキーカード
今回紹介するテラナイトエクシーズモンスターは4種類になります。
テラナイト以外のランク4エクシーズモンスターは強力なモンスターが多いので皆さんのお気に入りのカードを採用して問題ないと思います。
星輝士 デルタテロス
レベル4モンスター×3 (1):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時には、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 (2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
テラナイトのランク4エクシーズモンスターになります。
「1ターンに1度、エクシーズ素材を取り除くことでフィールドのカード1枚を破壊する」効果と「このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する」効果があります。
多くの人が(2)(3)の効果に目がいきがちですが、(1)の「召喚・特殊召喚に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない」という効果も意外と優秀です。
(3)の効果は破壊ではなくフィールドから墓地へ送られた場合なので【神星なる因子】【激流葬】やリンクで墓地に送られても発動できるので使い勝手も〇!
星輝士 トライヴェール
レベル4「テラナイト」モンスター×3 このカードをX召喚するターン、自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。①:このカードがX召喚に成功した場合に発動する。このカード以外のフィールドのカードを全て持ち主の手札に戻す。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。③:X素材を持ったこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
エクシーズ召喚に成功した場合バウンスにより全体除去を行えるランク4のテラナイトエクシーズモンスターになります。
破壊ではなくすべて手札に戻す効果なので破壊耐性を持ったモンスターも除去できるのが非常に優秀になります。
また、フィールドのカードを全て戻すので永続罠の【デモンズチェーン】や【リビングデッドの呼び声】などを手札に戻し再利用するのが基本な使い方になります。
(2)のハンデス効果も使い勝手がよく、安定してアドバンテージを得る事ができます。
ただ手札に戻す効果の後に発動するのでピンポイントでハンデスするのは難しい効果になります。
(3)の効果は【星輝士 デルタテロス】と違い墓地に送られたら、墓地のテラナイトモンスターを特殊召喚する効果になります。
注意が必要なのは(3)の効果はエクシーズ素材がないと発動しないことが【星輝士 デルタテロス】と違う点になります。
星輝士 セイクリッド・ダイヤ
光属性レベル5モンスター×3体以上 このカードは自分メインフェイズ2に、「星輝士セイクリッド・ダイヤ」以外の自分フィールドの「テラナイト」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。 (1):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにデッキからカードを墓地へ送る事はできず、墓地から手札に戻るカードは手札に戻らず除外される。 (2):相手の闇属性モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
光属性のレベル5を3体以上素材とするランク5テラナイトモンスターになります。
「ランク4じゃないのにどうやって召喚するの?」と思った方もいると思います。
【星輝士 セイクリッド・ダイヤ】は自分メインフェイズ2に自分フィールドの「テラナイト」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事ができます。
エクシーズ素材を持ったこのモンスターが存在する限り、「お互いにデッキからカードを墓地へ送る事はできず、墓地から手札に戻るカードは手札に戻らず除外される」効果を持ちます。
こちらの効果は、墓地利用するデッキには非常に刺さる効果で、場合によってはこのモンスターがいるだけで何もできなくなるデッキもあります。
(2)の効果は「闇属性モンスターの効果発動を素材を取り除くことで無効にして破壊する」効果になります。
闇属性限定ですが、1ターンに一度という縛りがないので、素材がある限り何回でも無効破壊が可能になります。
【煉獄の騎士ヴァトライムス】がフィールドのモンスターをを闇属性にする効果があるので一緒に並べると非常に強力な盤面をつくることができます。
煉獄の騎士ヴァトライムス
レベル4「テラナイト」モンスター×2 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターは闇属性になる。 (2):このカードのX素材を1つ取り除き、手札を1枚捨てて発動できる。光属性の「テラナイト」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターをX召喚できない。自分の墓地に「テラナイト」モンスターが7種類以上存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
2体素材の「テラナイト」ランク4エクシーズモンスターになります。【星守の騎士 プトレマイオス】の代わりのカードですね!
「テラナイト」モンスター2体でエクシーズ召喚できるので1ターン目から容易に展開できるようになります。
(1)の効果は「このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターを闇属性に変更する」効果になります。
この効果は【星輝士 セイクリッド・ダイヤ】の闇属性を無効にする効果や【超融合】などと相性が非常に良いです。
(2)の効果がこのカードのメイン効果になります。
「手札を1枚捨てることでこのカードをエクシーズ素材として光属性のテラナイトをエクシーズ召喚扱いとして特殊召喚する効果」になります。
この効果により素材を3枚使用する【星輝士 デルタテロス】【星輝士 トライヴェール】などに容易にアクセスが可能になりました。
自分の墓地に「テラナイト」モンスターが7種類以上存在する場合、(2)の効果を相手ターンに発動できますが、正直狙わないと無理なのでオマケ効果と考えましょう!
まとめ
今回は、遊戯王マスターデュエルから「テラナイト」デッキを紹介しました。
正直…テラナイトデッキは現代遊戯王についていけてない印象がありますが、ポテンシャルは非常に高いデッキだと私は思います。
個人的にもかなり好きなテーマなので、シャドールだけではなく、テラナイトも強化をお願いします!