遊戯王マスターデュエルや遊戯王 OCGをやっている方の中には「カードのイラストが気に入ったからデッキを組む」という人も多いと思います。
私もその中の一人です!好きなカードだから弱くても気にしない精神でいつもデュエルを楽しんでいます。
私はいくつかカードを見ていて「六花聖ティアドロップ」は本当にイラストがきれいで一瞬で心惹かれてしまいました。
そこで今回、私が紹介するデッキは「六花聖ティアドロップ」を使用する「六花」デッキになります!
「六花」は遊戯王マスターデュエルだと以前紹介した「アロマ」と同じパックに収録されています。
「アロマ」デッキの紹介もしているので是非読んでみて下さい!
今回も限りなく「純六花」の構築で紹介したいと思います。
正直言いますが強いファンデッキを求めているのなら六花はあまりオススメはしません。
イラストは素晴らしいのですが、ランク戦で回してみて感じたことは展開力と制圧力が微妙…
もちろん!弱いというわけではないので安心してください!フレンド対戦などなら十分に戦うことが可能です。是非!参考程度にご覧ください!
3月2日追記:ソロモード「舞い降りる六花の精」で六花に新カード【六花のしらひめ】と【六花来々】が追加されました。
そのため、デッキの構築が大きく変わりました!
六花デッキ【メイン】
こちらが私が使用している六花デッキになります。
六花の特徴としては水属性・植物族が主軸のモンスターでエクシーズとリリース効果を駆使して戦うのが基本の動きになります。
六花カードの多くは【リリース】することにより様々な効果や恩恵を受けることができます。
基本的な流れとしてはデッキの回転率を大きく上げる【六花のひとひら】をフィールドに出すのを意識すると良いと思います。
そして【六花のひとひら】のサーチや墓地送りの効果を利用して【六花精スノードロップ】や【六花精ボタン】などに繋げて展開していきます。
切り札とも言って良い、ランク8エクシーズの【六花聖ティアドロップ】はフリーチェーンで自分か相手モンスターをリリースで除去できる効果を持ちます。
リリースなので破壊耐性なども簡単に処理することが可能です。
このようにモンスターに対しては意外と強く出れるということが六花の強みになります。
そして何よりイラストが可愛いくフィールドが華やかなのが一番の利点になります(笑)
メインデッキのキーカード
今回も六花を中心に紹介していきたいと思います。
六花以外の優秀なカードとしてメインデッキには植物族と相性がが抜群の【ローンファイア・ブロッサム】を採用しています。
【にん人】と【バラガール】は自己再生ループができ、植物族とも相性が良いため1枚ずつ採用しています。
【サボウ・クローザー】は少々遊びで採用しているように思えますが、決まれば相手の特殊召喚を完全に封じることができるため、強力なモンスターだと個人的には思います。
六花のひとひら
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「六花のひとひら」以外の「六花」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、または自分フィールドのモンスターが植物族モンスターのみの場合、相手エンドフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。
六花デッキに必須のカードになります。正直このカードがないと六花は展開が難しいです…
自分のメインフェイズにデッキから「六花」モンスターを手札に加えるか墓地へ送るかを選べる効果になります。
六花は墓地でも発動する【六花精エリカ】や【六花精ヘレボラス】がいるので手札・墓地を選択できるのは非常に優秀だと思います。
(1)の効果を使うと植物族しか特殊召喚できなくなる点は注意が必要です。
また(2)の効果は自分の場にモンスターがいないか植物族のみの場合相手エンドフェイズに自身を特殊召喚する効果になります。
そのため自分のターンにはリリース素材にしたりリンク素材にし、相手のエンドフェイズに復活するのが基本的な流れになります。
六花精スノードロップ
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。このカードと植物族モンスター1体を手札から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの植物族モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの全ての植物族モンスターのレベルはターン終了時まで対象のモンスターのレベルと同じになる。
六花の最上級モンスターになります。
(1)は場の植物族をリリースして手札の自身ともう一体の植物族を特殊召喚する効果になります。
手札に植物族がいればフィールドの【六花のひとひら】の効果を使い【六花精スノードロップ】を加え、【六花のひとひら】をリリースして特殊召喚するのが基本になります。
こちらも(1)の効果を使用するとターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できなくなるので注意が必要!
そして(2)の効果がこのカードの特徴になります。
自分フィールドの植物族モンスター1体を対象として自分の全ての植物族モンスターのレベルはターン終了時まで対象のモンスターのレベルと同じにする効果になります。
これによって【六花精スノードロップ】を(1)効果で出せば植物族エクシーズが容易に行うことができます。
六花精ボタン
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚または植物族モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「六花」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
デッキから「六花」魔法・罠カードをサーチできる優秀なカードの1枚!
自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして特殊召喚が可能です。
私は【六花精スノードロップ】の効果でセットとして使用する場面が多いです。
【六花精ボタン】は「召喚・植物族モンスターの効果で特殊召喚に成功するとデッキから「六花」魔法・罠カードをサーチできる」という非常に使い勝手が良いモンスターになります。
【六花の風花】や【六花絢爛】など場面に合わせてサーチできるので六花デッキなら是非採用したいカードになります。
六花精エリカ
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分の植物族モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの植物族モンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
「植物族の戦闘時に手札か場の自身をリリースすることでそのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする」六花の戦闘補助モンスターになります。
また、「このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの植物族モンスターがリリースされた場合にこのカードを守備表示で特殊召喚する」自己蘇生もある意外と優秀なカードになります。
そのため【六花のひとひら】の効果で墓地に送り展開することもできます。
【ローンファイア・ブロッサム】でレベル6植物族を持ってくればすぐに【六花聖カンザシ】を召喚することが可能です。
私は1枚の採用ですがこれは2枚入れても十分に活躍すできるカードになります。
六花精プリム
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドの植物族モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで2つ上げる。
自分のモンスターがリリースされたときに手札から特殊召喚できる効果と、植物族モンスター2体までのレベルを2つ上げる効果を持つ六花モンスターになります。
リリースを多用する六花ならば相性が非常に良く、(2)の効果でレベル4とレベル6に切り替えられるためエクシーズにおいても優秀なカードになります。
また、次に紹介する【六花絢爛】とも相性が良くかなり強力なカードになります。
六花絢爛
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。このカードは自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動する事もできる。
(1):デッキから「六花」モンスター1体を手札に加える。モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、さらに手札に加えたモンスターとはカード名が異なり、元々のレベルが同じ植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。
六花専用のモンスターサーチカードになります。このカードは万能なので3枚採用しています。
このカードは少々変わっていて、自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動することで追加効果を得ることができます。
リリースしなければ「六花」モンスター1体を手札に加えるだけですが、リリースした場合は手札に加えたモンスターと追加で同名以外の同レベル植物族モンスターをサーチすることができます。
リリースしている場合、【六花精プリム】が手札にいるのならばサーチ後、即特殊召喚可能です。
六花の風花
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「六花」モンスターがリリースされた場合に発動できる。相手は自身のフィールドのモンスター1体をリリースしなければならない。
(2):相手エンドフェイズに、植物族モンスター以外の表側表示モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動する。このカードを破壊する。
自分の六花モンスターがリリースされると相手にもモンスターのリリースをさせる永続魔法になります。
リリースなので相手の破壊耐性にも強いのが特徴になります。
ただ一つ…相手のリリースするカードは相手が選択するので2体以上モンスターがいる場合、肝心の除去したいモンスターを選ばれない可能性が高いです…
また、「植物族モンスター以外が自分フィールドにいると自壊してしまう」デメリット効果もありますが純六花ならさほど気にすることはないデメリットになります。
EXデッキ
こちらがEXデッキになります。
六花は【六花のひとひら】【六花精スノードロップ】などは植物族以外の特殊召喚ができなくなるのでEXデッキも植物族に寄せています。
後で説明しますが【六花聖ストレナエ】の効果で自分のEXデッキ・墓地からランク5以上の植物族エクシーズモンスターを特殊召喚できるのでランクが合わないモンスターを採用しています。
【神樹獣ハイペリュトン】や【妖精騎士イングナル】は非常に強力な効果なので是非、採用したいモンスターになります。
特に入れたいカードがなければ正直、【六花聖ストレナエ】は3枚採用でも問題ないと思います。
EXデッキのキーカード
基本的に六花は植物族エクシーズテーマになるので植物族で強いエクシーズモンスターを採用しています。
私のオススメは【神樹獣ハイペリュトン】【妖精騎士イングナル】【森羅の守神 アルセイ】の3枚は外せないモンスターになります。
また、リンクの【アロマセラフィ-ジャスミン】はリリースすることでデッキから植物族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できるので六花と非常に相性が良いので採用をオススメします。
とは言え今回は純六花なので六花エクシーズを紹介していきます。
六花聖ストレナエ
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の、植物族モンスター1体または「六花」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(2):X素材を持ったこのカードがリリースされた場合に発動できる。自分のEXデッキ・墓地からランク5以上の植物族Xモンスター1体を選んで特殊召喚する。その後、このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材にできる。
六花のランク4エクシーズになります。
エクシーズ素材を取り除き墓地の植物族または六花カードを手札に加える効果になります。
「シンプル過ぎない?」と思った方も多いと思いますがこのカードの強さは(2)の効果になります。
エクシーズ素材を持ったこのカードがリリースされた場合、EXデッキか墓地からランク5以上の植物族エクシーズモンスターを特殊召喚しこのカードを素材にできる効果を持ちます。
六花はリリースを得意とするテーマなので簡単に効果を発動することができます。
(2)の効果で制圧効果を持つ【神樹獣ハイペリュトン】を出すのが強力でオススメの流れになります。
また、今回は採用していませんが【水霊術-「葵」】の罠カードは【六花聖ストレナエ】の効果を使用しながら相手の手札を1枚確認して墓地に送ることも可能です。
六花聖ティアドロップ
レベル8モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、自分・相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースする。このカードが植物族モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):モンスターがリリースされる度に発動する。このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースされたモンスターの数×200アップする。
私のお気に入りのカード!イラストが美しすぎます!もちろん、ひいきはしませんよ!
(1)の効果は素材を1つ取り除くことで自分・相手フィールドのモンスター1体を対象としてリリースする効果になります。素材が植物族だった場合は相手のターンにもこの効果を使用できます。
この効果は強いのですが対象を取るのがちょっと残念…
汎用エクシーズの【宵星の機神ディンギルス】は対象を取らないうえに破壊耐性もあるから…「こっちの方が強いじゃん!」と思うかもしれませんが実は少し違います!
レベル8モンスター×2
自分は「宵星の機神ディンギルス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、自分フィールドの「オルフェゴール」リンクモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
●除外されている自分の機械族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
(2):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
【六花聖ティアドロップ】は植物族を素材にしていると相手のターンにもリリース効果を発動できるのでフリーチェーンで使用できます。
またリリース効果なので自身のカードをリリースし六花の強みを発揮することができます。
(2)の効果は「モンスターがリリースされる度に攻撃力がターン終了時までリリースされたモンスターの数×200アップする」というものになります。
もちろん弱い効果ではないですが、アップ効果がターン終了時までなので正直オマケ程度だと思います。
六花聖カンザシ
レベル6モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターがリリースされた場合、このカードのX素材を1つ取り除き、自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、植物族になる。
(2):自分フィールドの植物族モンスターが効果で破壊される場合、代わりに自分の手札・フィールドの植物族モンスター1体をリリースできる。
こちらもイラストが素晴らしいカードになります
(1)の効果はモンスターがリリースされた場合、素材を1つ取り除き、自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として効果を無効+植物族にし特殊召喚する効果になります。
効果を無効になる点は注意が必要になります。
基本的にはリリース素材として使用するかエクシーズ・リンクの素材にするかだと思います。
(2)の効果は「自分フィールドの植物族モンスターが効果で破壊される場合、代わりに自分の手札・フィールドの植物族モンスター1体をリリースして身代わりにする」効果になります。
ただ…1ターンに1度しか使用できない+戦闘破壊には発動できない…あまり召喚しないのが正直な答えです…
紹介するかは悩みましたが仲間外れも良くないので紹介しました。
まとめ
今回は遊戯王マスターデュエルから「六花」デッキを紹介していきました!
可愛いは正義です!
私が言いたいのは「好きなカードでデッキを組めば良い!」と思います。
もちろん、楽しみ方は人それぞれですが環境デッキばかり作っても飽きてしまいますよ…
だからこれからも実用的なものからしょうもないデッキまで幅広く紹介していけたらなと考えています。