以前も留年について話しましたが、留年したらかなりショックですよね…
「大学生活・人生全てが終わった」と一瞬ですが考えてしまうと思います。実際私も、留年が決定した時はかなり絶望しました。
あの時、こうしとけばと考えていてももう遅いです。前にも話しましたが、一番重要なのは、留年を気にしすぎないことです。
ですが、留年してしまった場合に外せないイベントがあります。それは、「留年を親へ報告」になると思います。
大学だってタダではありませんし通わせるのは一苦労です。それぐらいは皆さんもわかってると思います。だからこそ、「留年を伝えづらい」と考えてしまうと思います。
そこで今回は、実際に留年してしまった私が伝える、親へ伝えるポイントを勝手に紹介していきたいと思います。
正直に話してしまえば、ポイントなので気休め程度に見ていただけると幸いです。
留年したことを受け入れる
親に報告に行くにしても、その前にあなた自身の立ち位置をしっかり把握する必要があります。
「どうして留年してしまったのか」「留年してでも大学を卒業するのか」「卒業・進級するためにはどれくらいの単位が必要なのか」「生活費や学費はどれぐらい必要なのか」etc…
この辺りのことがしっかり分かっていないと、親に報告するときにも何をどう報告していいのかもわからなくなりますし、お金の件もしっかりとした金額が分かっていないと、実は足りなかった、みたいなことが起きてしまいます。
ですので、必ずあなた自身の立ち位置、自分で自分のことをしっかり見て、状態を把握して、その現実を受け入れることができているかが必要になります。
「留年親に伝えない」という選択肢は存在しない!
おそらく中には、「親に黙って留年したい」「中退したい」、なんてことを考える人がいると思います。はっきり言います。これは絶対にオススメしませんし、そんな選択肢は最初からありません。
理由としては、もちろんもったいないということもありますが、あなたが黙っていたところで、留年したり中退したりしたことは、いずれ親にバレます。
基本的に大学は、保護者宛に成績を送付するところが多いと思います。それを見られたら留年していることは、バレると思います。
留年しているのを隠していて、何らかの経緯で親にバレてしまうと、受ける制裁は相当なものになってしまいます。
ですので、親にバレる前にあなた自身の口で説明することで、少しでも被害を軽減することが重要です。
また、親に黙って留年や中退した場合のことを考えてください。その場合、いつバレるか分からないのでこれから毎日、常にビクビクする必要があります。
そんな状態で大学生活をしたり、中退して働いたりするのは、かなり精神的に辛いと思います。
仮に奇跡的にも無事に隠し通せたとしても、それは笑って話せるようなことではありません。
そんな、一生隠し通す必要がある十字架を背負うよりも、留年したことをしっかり謝罪して、親に本心を話すことが重要なことだと思います。
留年報告は必ず直接会って
親に留年の報告をする時は、絶対に会って話をしましょう。
理由としては、留年が決定したということは、そこまで軽い話ではないと思いますし、お金が多く絡んでくるからです。それに、最低でも半年は大学に余計に行くことになるわけですから…かなり重要です。
ちなみに、余談ですが私は、150万円と大学に1年多く通っていました…
はっきり言って、直接親に話すのは相当緊張するでしょうし、かなり嫌だと思うでしょう…その気持ちはスゴイわかりますが、その時間が過ぎてしまえば、親子公認で留年することができるという達成感や安堵が心を満たします。
もちろん、後で話しますが留年するということは、そんな簡単な話ではありません。ですので必ず、反省し心から家族に謝罪しましょう。
留年したことを親に話す内容
話す内容に関しては、まずは大学を留年してしまったことに対する謝罪になります。留年に対しての謝罪がないと話は始まらないと思います。
・留年してしまった理由
まず最初に説明するのは、どうして留年してしまったのかという経緯だと思います。
「単位が足りなかった」「出席日数が足りなかった」「勉強不足だった」という意味ではありません。
どうして単位、出席日数が足りなくなってしまったのか、勉強不足だったのかという、留年した明確な理由の説明が重要になります。
親が納得しそうなことをしっかり説明しましょう!
ちなみに、私はバイトのしすぎで、勉強が疎かになり留年してしまいました…
・お金の話
留年した場合、絶対に欠かせないことがあります。それは、お金の話になります。
「学費や生活費なんて余裕に出せる!」なんていう人はあまりいないと思います。
特に一人暮らしで学費が高額な私立大学に通っていて、奨学金を受けていた人は留年してしまうと奨学金を受けることができなくなる可能性が高いこともあり、相当辛い状態になると思います。
私も実際そうでしたが、中には学費や生活費のためにバイトをしながら大学生活を送ることになる方も多いと思います。
残りの単位数にもよりますが、「バイトで学費や生活費を稼ぐことに必死になりすぎて、大学の方が疎かになってまた留年してしまう」みたいなことになってしまったら、本末転倒です。
そういう意味でも、可能な限り親にお金を出してもらうのがベストだと私は考えます。
親にお金を出してもらう時に使う鉄板の言葉としては、「就職して必ず返すから学費や生活費に必要なお金を貸して欲しい…」というお願い方法になります。
この言葉なら、親がお金に困っていたり、むちゃくちゃ仲が悪くない限りは、OK をもらえると思います。
説明する時は、どれくらい必要なのかを具体的な理由をつけてしっかり説明しましょう。
留年した事は正直に
留年したことは、基本的には正直に話した方がいいです!
ただし、「遊んでいて授業をサボりまくってたから単位落とした…(笑)」みたいな軽いノリではいけません。
それくらいは、みなさんもわかってますよね…正直にも限度がありますからね…
「自分なりに頑張ったつもりだけど単位を落として留年してしまった、これからは、もっと勉強して、単位をしっかりとっていく」ぐらいのことは言うべきだと思います。
あまりにも本当のことと違うことを言ってしまうと、後々の付き合いでばれてしまう可能性もあるため、脚色はほどほどにしといた方が良いと思います。
留年中のバイトはどうするか?
お金についてでも少し触れましたが、アルバイトをしながら大学生活をしてる人も非常に多いと思います。
その中には、私のようにバイトが原因で留年してしまった人も少なくないと思います。
もし今までバイトをしていて、そのバイトを続けていると卒業が危うい状況になるぐらい、たくさんの単位を取る必要があるのなら、バイトのシフトを減らすか、現状を親に説明し仕送りを増やしてもらうことも検討したほうが良いと思います。
もちろん奨学金を借りて大学生活を送っていた人も同様になります。あくまで大学生は、勉強が主軸になります。
バイトが理由で留年してしまった私だから言えることですが、バイトで得られる経験よりも間違いなく大学で得られる経験の方が重要になります。
私個人の意見ですが、バイトよりも大学を最優先で学生生活を送って欲しいです。
もちろん、バイトをするなとは言っていません。残り数単位程度なら、今まで通り多くバイトしても問題ないと思います。社会勉強としても重要ですし、お金のありがたみを知ることができます。
ただ簡単にまとめると「無理はしない方がいい」ということです。
まとめ
ここまで長々と話してきましたが、簡単に言うと「留年したら、正直に親に話すこと」ただそれだけです。
話すまでは、様々な葛藤があると思いますが、親に報告するだけでも、心が少し軽くなるので必ず親に報告して、留年を許してもらいましょう。
親へ報告をすませば、後は本当に頑張って単位を取って卒業し、就職して親孝行すればいい。
留年した人は、準備期間が延びただけです。留年してしまった年をどのように生活していくかが重要になります。
ですので、早めに正直に親に話し、心入れ替えて次に進むことが最も重要だと私は考えます。