【PC 初心者必見】CPU のスペックは型番で判断できる!CPU の型番の見方を伝授!

  • 2021年11月23日
  • 2021年11月23日
  • PC関連

自分に最適な CPU を選択するためには、CPU のスペックの意味を正しく理解しておく必要があると思います。

スペックの意味を理解していれば、スペック表を見るだけで性能の違いなどを判断が可能です。

CPU のスペックで注目すべき点は、「型番(製品名)」「動作周波数」「コア数/スレッド数」の3つになると考えられます。

そこで今回は、「型番(製品名)」にスポットライトを当てて話していきたいと思います。

「型番(製品名)」だけでも、性能や特徴の違いを判断はできます。最初は難しいと思いますが、今回の話を参考にして少しずつ覚えていくことをオススメします!

 

型番を見ればCPU の性能を把握できる!

パソコン向けの CPU の主なメーカーは、Intel(インテル)とAMDになります。

両者のCPU の型番は、性能や特徴の違いを判別できるように、一定のルールに基づいています。

まずはじめに、Intel の型番の読み取り方から紹介してきたいと思います!

 

Intel CPU の型番の見方

インテルCPU の型番は、「ブランド名」「シリーズ名」「モデル番号」「世代」「カテゴリー(末尾)」などで構成されています。

 

ブランド名・シリーズ名

CPU の主なブランドは、性能の高い順に、主力モデルのCore(コア)と低価格パソコン向けのPentium(ペンティアム)とCeleron(セレロン)の三つになります。

 

 Coreブランドには、3 D ゲームやクリエイター向けのウルトラハイエンドの「i9」、動画編集や高画質写真編集などを想定したハイエンドの「i7」、汎用性の高いアッパーミドルの「i5」、ビジネス用途に最適なミドルレンジの「i3」の主に4つの種類があります。

 

基本的に、「i9」や「i7」などの数字が大きいほど高性能と覚えておくと良いと思います。

 

モデル番号・世代

「1165」「1180」「11850」「11900」などの4桁ないし5桁の数字は、モデル番号・プロセッサーナンバーと呼ばれていて、同ブランド、同シリーズの中での位置付けを表しています。

こちらも基本的には、数字が大きいほど高性能だと考えてしまって良いと思います。

 

 

このうち、「11850」の前の2桁「11」や「8700」の1桁目「8」など、Coreブランドのプロセッサーナンバーの最初の数字は、世代を表しています。

これはCPU の処理性能に大きく関係するので、覚えておくと良いと思います。同ブランド、同シリーズにおいては、基本的に世代が新しいほど高性能になります。

 

末尾・カテゴリー

Coreシリーズでは、基本的にプロセッサーナンバーの最後に英字が書かれている場合があります。これは、CPU のカテゴリーを表しています。

同じブランド、シリーズでも、カテゴリーが違うと、性能や消費電力が異なります。一般的に性能が高くなるほど消費電力が増え、発熱量が大きくなります。

 

https://www.mouse-jp.co.jp/ より

 

AMD CPU の型番の見方

AMD CPU の型番も インテルCPU と同様に「ブランド名」「シリーズ名」「モデル番号」「世代」「カテゴリー」で構成されています。

 

 

ブランド名・シリーズ名

AMD のパソコン向け CPU の主なブランドは、性能の高い順に主力モデルの Ryzen(ライゼン)、低価格パソコン向けのAthlon(アスロン)、タブレットなどに向けたA(エー)の三つになります。

Ryzen(ライゼン) と Athlon(アスロン) は高性能なZenアーキテクチャを採用しています。A(エー)は旧世代のアーキテクチャを採用しているので注意が必要です。

 

 

Ryzen のブランドには、基本的に「9」「7」「5」「3」の4つのシリーズがあります。この数字は、インテルのCoreブランドを意識したもので、 「i9」「i7」「i5」「i3」 と対抗のモデルとなっています。

こちらも基本的に、数字が大きいほど高性能である点も、インテル CPU と同じになります。

 

 

モデル番号・世代

「5600」「5700」などの4桁の数字は、インテルCPU と同様、同ブランド、同シリーズにおける位置付けを表しています。こちらも、インテルCPU と同様、数字が大きいほど高性能と考えていいと思います。

 

 

モデル番号の先頭の数字が世代を表していることもインテルCPU と同じですが、一つ注意すべき点があります。

それは、AMD のノートパソコン向け CPU では、例えば、先頭の文字が「2」であった場合、その数字から「1」を引いた世代になります。

これは、ノート向けの第1世代Ryzenがデスクトップ向けから半年以上遅れて登場したことが原因になります。

 

 

末尾・カテゴリー

モデル番号の末尾の英字は、カテゴリを表しています。主な AMD CPU のカテゴリーは、「マウスコンピューター」さんが分かりやすくまとめています。

 

現行の CPU では、処理性能を重視したハイエンドパソコン向けの「H」、性能と省電力性のバランスを重視した一般ノート向けの「U」など様々な種類があります。

こちらも インテルの CPU と同様、同ブランド、同シリーズでもカテゴリーが違うと、性能や消費電力が大きく違うので注意しておきましょう。

 

https://www.mouse-jp.co.jp/ より

 

まとめ

今回は、CPU の型番の味方を非常に簡単に説明してみました。正直な話、「あまりよくわからなかった」という方も多いと思います。

そういう方は、「モデル名」と「シリーズ名」だけでも覚えておくと、パソコン選びにうまく使用できると思います。

パソコン関係は、慣れてないと非常に難しいと思います。実際私も全部詳しく話せるかと言ったら難しいです。ですので、分かるところから少しずつ覚えていくことが、一番の近道だと思います。

パソコン選びに失敗しないためにも、少しずつでいいので覚えてみてください!

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