この記事を見ている人の中でも、「落ち着いた高級感のある部屋にしたい」という方も多いと思います。
ですが、いざ部屋を模様替えしようとすると「学生っぽさが拭えない…」「なんとなく殺風景になってしまう」など、高級感を出すには慣れていないと難しいと思います。
以前、おしゃれな部屋にするためのインテリアテクニックを紹介しましたが、落ち着いた高級感のある部屋はおしゃれな部屋とは少々違います。
もし、おしゃれな部屋にしたい場合は以前の記事の方をオススメします!
そこで今回は、落ち着いた高級感のある部屋にするための6つのインテリアテクニックを紹介していきたいと思います。
すぐに実践できるテクニックもあるので、参考にしていただき暮らしやすい部屋作りを目指しましょう!
暖色や木材を取り入れる!
落ち着きと温かみを演出する色合いは、オレンジや茶色のいわゆる暖色系になります。
ただし注意していただきたいのは、彩度は低めに設定することをお勧めします。暖色系のオレンジだからといって彩度が高いオレンジを使用すると、逆に落ち着きのない部屋になってしまいます。
例えばソファーなら、こげ茶やアイボリーなどのレザータイプが効果的です。
基本的に家具の素材は、木材が人に落ち着きを与えます。ただし、さまざまな色合いの木材をバラバラに導入することは避け、ある程度色味の同じものを選ぶことが重要になります。
木材以外にも、プラスチック製品などは非常に安価ですが、ツヤが逆効果となり落ち着きから遠ざかるので避けるのオススメします。
色を抑え、原色は避ける!
https://www.space-design.co.jp/interior_archives/ より
もし高級感を重点的にしたいという方は、原色をオススメします。
原色に近い色が多ければ多いほど、カジュアルな印象になってしまいます。ですので、なるべくモノトーンをベースとし、色を使用する場合は彩度の低い色にしましょう。
色の要素を絞ることが「高級感のある部屋の第一歩!」になります。
「高級感」とは、必要なものが必要な部分だけあること。かつ、それが上質なものであること。
高級感への近道はまず要素を減らし、「この家具はこだわりたい」というものを一つ購入し、その家具を軸に展開していきましょう。
照明や小物などを置いて工夫する!
照明や小物などでも高級感や落ち着きのある部屋を演出することが可能です。
蛍光灯は寒々しい印象を与えます。ですがもし蛍光灯を変えられないのなら、色温度の低い照明を植物やソファーの背後に設置し陰影を演出する方法もあります。
部屋は煌々と明るい必要はなく、適度な暗さをキープすることが重要になります。
また、家具によっても空間は変わってきます。例えば、鏡を照明や自然光のさす空間に置くことで、空間の広がりと明るいイメージを演出することもできます。
窓前やコーナーには、ポイント的に植物を配置することで、無機質な空間から有機的な空間となり、滞在しやすい部屋と変化します。
壁に照明を当てる!
高級感のお手本といえば、名門ホテルのラウンジを想像すると思います。
ホテルの照明には、そのほとんどが壁や天井などに一度光を反射させて明るさをとる「間接光」の手法が使われています。
再現する方法は、まず光源が目に入らないように考慮し、壁際など複数の場所に、部分照明を対角線を意識して点在させます。
スポットライトやフロアースタンドを家具と家具の間や壁に向けると、やんわりと暖かな光が室内に拡散します。
「これだけかよ…」と思う方もいると思いますが、これが高級なイメージへの第一歩です。意外に照明を間接光に変更するだけでも雰囲気自体は変わると思います。
窓前はあえて開ける
明るく落ち着いた雰囲気にしたい時は、窓前は貴重な空間になります。スペースに限りがある場合は、つい窓前に棚などを置きがちですが、物を置かずに開放感を保ち、スペースを空けることで少しでも自然光を取り入れましょう。
そして窓前には、明度が高く光を反射しやすい「白」をP タイルやラグを配置することがオススメです。
窓からの光が拡散され、部屋に行き渡り、日中はより部屋が明るい印象になります。
上質なラグやデザイン性の高い家電でゾーンをつくる!
ラグは、高級感で選ぶなら毛足の長いシャギータイプでモノトーンを選ぶようにしましょう。
特にグレーのグラデーションがオススメになります。例えば部屋の中に、質の良いソファーとフロアスタンドがあり、その下にラグがあるだけでも高級なインテリアは実現可能です。
そして家電は、ツヤのある白物家電は避け、マットな素材感のものや、あえてカラーのものを選ぶようにしましょう。
±0やBALMUDA、dysonなど、デザイン性の高い家電でも高級感を出すことが可能です。
まとめ
落ち着いた高級感のある部屋にするには「光」と「無駄な要素がない」と「上質な素材」の3つの要素が重要になると考えられます。
2つの要素は問題ないと思いますが「上質な素材」を使うなら高級になるの当たり前…と思う方も多いと思います。
ですが正直言ってしまうと、真の高級感は安い素材では難しいものです…これは間違いなく事実だと思います。
ですので、高級感のある部屋にしたいのなら多少は見栄を張って家具を購入するのも間違いではないと思います。
購入した家具を主軸にして、今回紹介したインテリアテクニックを上手く工夫すると、理想の部屋ができると思います。
最初は難しいかもしれませんが、是非試してみてください!