【専門知識は不要】新築マンションの間取り選び基礎知識を紹介!

  • 2021年6月12日
  • 2021年6月12日
  • 住宅

新築マンションのパンフレットを見ていると、多種多様な間取りが存在します。皆さんは、「自分達はどんなタイプの間取りが向いているんだろう」と考えると思います。

ですか、新築マンションを何度も購入することはよっぽどじゃない限りないと思います。そのため、自分に合った間取りを見極める必要があります。

間取り選びは、専門用語が多くて分かりにくいという面もあります。今回は、簡単に間取り選びの基本知識を紹介していきたいと思います。

限られた予算を重視して選ぶ

マンションに限らず住宅取得時に、何を重視するかとなると、まずは自分たちの予算の中で、必要な間取り、広さの物件が手に入るかどうかだと思います。

住宅金融支援機構【住宅ローン利用者の実態調査】より

住宅金融支援機構の調査によると、「価格・費用」がダントツのトップですが、それに次ぐのがゆとりある生活を送れる「広さ」「間取り」という結果になっています。

その上で、「立地」「耐震性」「耐久性」などのハード面での安心感ということだと考えられます。

しかし、最初に少し話しましたが一口に間取りプランといっても様々な視点があります。ですので、間取りのプランを考える前に、建物全体のプランがどうなっているか構想してみると良いと思います。そうすることで、間取りプランの大まかな金額が分かってくると思います。

間取り図の呼称と特徴

パンフレットの間取り図などを見てみると、横文字の略称が多いので困ってしまう人が少なくないと思います。

もちろん、LDK などは誰でも分かると思います。WIC、WTC、SIC となると首を傾げてしまう人も出てくると思います。

正直言ってしまえば担当者に聞けば教えてくれると思いますが、多少のことは頭に入れておけば、「この人はかなり勉強しているな」と思われ、もしかしたら対応が変わってくるかもしれません。

今回は少しだけ最近の間取り図で対応されている略語と特徴を紹介していきたいと思います。

LDKリビング・ダイニング・キッチン居間・食事室・台所が一体になった部屋
CLクローゼット収納スペース
WICウォークインクローゼット歩いて入れる大型の収納スペース
WTCウォークスルークローゼット出入口がふたつあり、通り抜けできる収納
SICシューズインクローゼット玄関横に配置され、靴を履いたまま入れる収納
S(N)サービスルーム(納戸)採光や換気などの基準を満たしていない部屋。
DEN書斎読書・趣味・仕事などが出来る小さな部屋。
UBユニットバス天井・壁・床・浴室が同じ素材でつくられた一体型の浴室
PSパイプスペース給排水管・ガス管などのパイプ設備が通るスペース。
MSメーターボックス電気・ガス・水道などのメーターがある場所。
BRベットルーム寝室。MBRが主寝室で、BRは子供部屋の使い分けもある。
DRドレッシングルーム洗面脱衣所
RFロフト屋根裏部屋。天井高1.4m以下で床面積に含まれない。

田の字型とワイドスパン型

新築マンションの間取りプランとして、主に3つの間取りがあります。今回は「田の字型」と「ワイドスパン型」の一般的な間取りについて紹介していきたいと思います。「センターイン型」もありますが、また機会があればお話します。

「田の字型」の間取りは、玄関に入ると左右に居室があり、水回りの間の廊下を進むとリビングダイニングになります。3 LDK であれば、その横に居室があります。

居室の配置が漢字の田の字のような形になっているため、このように呼ばれています。基本的に多くのマンションは、このプランが多いです。

「ワイドスパン型」は、開口が非常に広い間取りで、日当たりの良い南向きに多くの居室が並ぶため、日当たりや風通しに優れています。その結果、開放的な住まいになるのが特徴です。

しかし、「ワイドスパン型」は多数の住戸を取りにくいので、希少性が高くなってしまい、相対的に価格も高くなる傾向にあります。

ショールームを体験しておく

キッチンなども間取りの見た目に大きく影響を与えると思います。人によっては、キッチンを重視する方も多いと思います。

コンロやシンクなどの作業スペースなどが一直線に並ぶ「Ⅰ 型キッチン」・キッチンの角を利用してL 字型に折り曲げた「L 型キッチン」・キッチンがリビングに面している「対面キッチン」「U 型キッチン」・「アイランドキッチン」などキッチンでも様々な種類があります。

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マンションのモデルルームなどでは、一つのタイプしかないケースが多いです。ですので、可能であればシステムキッチンメーカーのショールームなどを訪問して、どのタイプが効率的に作業できるのか、見栄えがいいのかなどを確認しておくといいと思います。

これは、キッチン以外の場合も言えますので、モデルルームだけではなく、メーカーのショールームに行くことをお勧めします。

ライフスタイルに合わせる

マンションを購入する際、金額も重要になりますが、住みやすさや快適さも重要な項目のひとつだと思います。マンション購入する際、ほとんどの方は「現在のライフスタイル」に合わせて購入すると思います。

もちろん、それが間違ってるとは言いません。ですが、時間が経てば生活や家族構成も変わり最適な間取りは、日に日に変わっていきます。

「購入したマンションに住み続ける」「新しい住居に移り住む」「リフォームして同じマンションに住み続ける」など様々な対応方法があります。

新築でマンションを購入する際は、「何年ここに住むのか」「これからもここに住み続けるのか」を考えて購入してみても、もしかしたら自分に合った間取りが見つかるかもしれません。

まとめ

今回は、新築マンションの間取り選びの基礎知識を紹介してきました。基礎知識なので、本当に触り程度の紹介でしたが、間取りに興味を持っていただけたらそれでいいと思います。

間取りの知識があるのとないとでは、新築住宅購入する際に選べる選択肢が大きく違ってくると思います。

理想の間取りを考えることは、より良い生活に結びつくと考えます。色々な選択肢がある現代だからこそ、妥協せずに素敵な住まいを選んでいきましょう。

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