Wi-fi ルーターの選び方がわからない方へ製品の性能とチェック方法を紹介

  • 2021年6月9日
  • 2021年6月9日
  • PC関連

wi-fi ルーターを購入する際、性能は非常に重要なチェック項目だと思います。ですが、wi-fi ルーターのパッケージに書かれている情報がほとんど専門用語で、初めてルーターを選ぶ人にとっては分かりづらいものだと思います。

しかし、適当に選ぶと速度が遅くて使えなかったり、必要以上に高スペックで高価過ぎたりということがあります。パッケージ情報は一見分かりづらいように見えますが、ポイント押さえて見ればルーターの性能がだいたい理解することができます。

今回は、wi-fi ルーターを選ぶための押さえておきたいポイントを紹介していきたいと思います。

wi-fi ルーターのポイント紹介

今回は、WXR-1900DHP3のパッケージを例にして説明していきたいと思います。

POINT1 通信規格

wi-fi ルーターを購入する際に必ず確認しておきたいのが、通信規格になります。現在の主流の通信規格は、「11ac」になります。現在は、「11ax」と呼ばれる最新バージョンも登場していますが、非常に高値なのがネックになります。

将来性を考えれば、「11ax」の最大通信速度は速いものを購入するのも良いですが、今は「11ac」を購入し、対応機器が増えて、「11ax」のルーターの価格が落ち着いてから買い換えるのも一つの選択肢になります。

ですので、基本的には「11ac」を選べば今のところは問題ないと言えます。

POINT2 最大通信速度

基本的に上記の画像のように、ルーターのパッケージには数字のようなものが書いてあります。これは通信の最高速度を示しています。

なぜつの数字があるのか?

2つの最大通信速度がある理由として、緑色で囲まれている数字の方は、通信規格の「11ac」で通信した時の最大通信速度になります。

青色で囲まれている数字の方は、別の通信規格「11n」「11g」「11b」で通信した最大通信速度になります。

先ほども話しましたが、基本的には「11ac」が主流になりますので、緑色で囲まれて数字が高いほど快適にインターネットを楽しめるということになります。

POINT3 ストリーム数

ストリーム数とは簡単に言うとルーターのアンテナの数になります。このストリーム数で、通信速度や安定度に大きく影響が出ます。ストリームが存在しないルーターもあります。

外部アンテナのメリットとして電波を飛ばす角度を調整できたりするので、2階建て以上の建物などでおすすめになります。

ストリーム数は、製品のパッケージから確認することができます。例えば、「3×3」と記載された製品なら、送信アンテナが3本、受信アンテナが3本あるということを表しています。

製品選びに迷ったら、まずはこのアンテナ数を確認し、用途や価格とのバランスを考慮して選ぶと良いと思います。

一つ注意して欲しいのは、設置場所によっては、アンテナを増やしてもパフォーマンスを発揮しない場合があります。

以前、「Wi-fi が繋がらない・不安定なら設置場所を見直せ!ルーター設置のNGを理解しよう」ルーターの置いてはいけない場所を説明しました。こちらの設置場所も考慮するとより通信速度が速くなると考えられます。

POINT4 推奨環境

wi-fi ルーターには、推奨環境があります。推奨している建物の広さ、使用人数などがパッケージに記載されています。

接続人数が6人と記載してあり、端末が18台となっている場合は、1人3台使用すると言う想定で記載されています。

なお、接続人数や推奨環境はあくまでも目安であり、メーカーによっては記載されず、接続台数だけ表記している場合もあるので注意してください。ルーターが自分の利用環境に合っているか確認するための参考程度と考えて良いと思います。

POINT5 OSを確認

ルーターのパッケージには対応している OS が記載されています。自分の使っているパソコンやスマホで利用できるかどうかは必ず確認しておきましょう。

OS が対応してなくて、wi-fi が繋がらないという失敗を起こさないようにしましょう。

POINT6 ビームフォーミングがついているか

ビームフォーミング

親機が子機の位置を判断し最適な電波を届ける機能になる。例えば、家のどこかでスマホを使っていても、その位置に電波を集中して飛ばしてくれます。これにより、やや離れた場所でも電波が届き、より高速に通信できる可能性が高くなる機能になります。

このように「ビームフォーミング」は通信速度の低下を防ぎ、通信を安定させるための機能ですので、wi-fi を快適に使用するために必ず確認しましょう。

まとめ

今回は、ルーターの選び方の性能とチェックポイントを紹介していきました。やはり wi-fi が遅いと生活も非常にストレスを抱えてしまいます。

確かに値段が高ければ高性能のルーターを購入することは可能です。ですが、ただ高いのを買って使用してもオーバースペックになってしまう可能性もあります。

そのためにも、自分の環境に合ったwi-fi ルーターを見つけることが大切です。最初は誰しも詳しいわけではありません。様々な商品を見ることで、本当に必要なルーターを見つけることができると思います。

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