みなさんは本を読みますか? 私は大学時代までは、全然本を読んでませんでした。社会人になってから多くの本を読むようになりました。
「本っていうのは著者の生き様そのものだ、他人の人生が詰まってる。そして気になったことを試せば、他人の人生を自分の中に取り入れることになる、まさに人生丸儲けって奴だ!」とあるゲームの言葉なのですが、この言葉にかなり心が動かされたと思います(笑)
本は著者の人生や考えを体験できます。これは本当にお得ですよね!
ですが、私もそうでしたが「どの本を選んで読めばいいかわからない」という方も多いと思います。今回は自分に合った本の選び方のコツを紹介していきたいと思います。
「気になった本」を買う
「そんなの当たり前でしょ…」
と思う方もいるとでしょう。ですが、人によっては「好きな本を買う」人が多いと思います。
「気になった本」と「好きな本は」意味が違います。自分が好きな本は読まないと絶対にわかりません。
本を読んでいない方の多くの人が、「好きな本を読みたい」と考えています。正直に言います。好きな本というのは、読む前に存在しないです。読み終わって初めて、好きな本が存在するようになります。
「気になった本」というのは「いずれ自分に必要だ」「今の自分に足りないものが書いてある」と直感で感じた本になります。
「好きな本」は知っている内容が多いです。大袈裟ですが、知っている内容ばかり書いてある本を読んでも、人生は変わりません。
「この本の表紙、題名が気になる」そのよな本がもしかしたら素晴らしい出会いがあるかも知れません。
自分に関係ない本を読んでみる
「この本は自分に関係ないから読まない!」
これは、あまりオススメしません。自分に関係ある本ばかり読んでいたら、人生の視野がどんどん狭くなってしまうと考えます。
「この本には私と同じ考えが書いてあったのでいい本だ」「あの本は私とは意見が違ったから、ひどい本だ」という考えの方は、自ら心を閉ざしてしまっています。
ネットのレビューなどでも、「素晴らしい評価5!」「好きではない評価1!」と書いている人もいます。ですが、このような評価1の本のほうが、あなたの枠を取り除いてくれる可能性が高いです。
「ひどい」と批判されている本だとしても、出版する価値があると思われているから、本になっています。
出版社が「この考えは世に出す価値がある」と結論づけたのです。だったら、一度読んで見るのは悪くないと私は考えます。
著者を気にして本を選ぶ
「視野を広げるためには、多くの人の考えを知ることが必要だ!」と考えて色々な著者の本を買っている人がいます。もちろんそれが間違っているわけではありません。
先ほどと少々矛盾もありますが、「この著者は好き」で最初は本を選ぶのも良いと思います。
好きな作家なら、読むスピードも速くなるのももちろんですが、内容も多く脳内にインプットされます。
それでいて、好きな作家なのでハズレを引くことは滅多にないと思います。本選びでの最も重要なのは楽しく読むことです。
最初は好きな作家から読み始めて、慣れてきたら種類に幅を広くすると良いと思います。
作家との出会いは、一生の出会いです。あなたの人生を変えてくれる作家と出会うことで、みなさんの人生が変わると思います。
横書きの本はNG
横書きの本はあまりオススメできません。横書きの本は縦書きの本と比べ読むスピードは非常に遅くなります。
なぜ横書きの本が遅いのかというと、横書き書体は西洋文化の書き方になります。そうなると日本人の人は潜在的に抵抗があると考えられます。
もちろん、読むのが遅いのが間違っていません。じっくり読むと理解が深まるのは確かです。ですが、最初は多くの本を読んで視野を広げることが重要になります。
まずは、本に対して抵抗を無くすことが大切です。
先程、「好きな本は読み切ってみないとわからない」と言いました。横書きの本をじっくり一冊読むなら、縦書きの本を多く読んで自分の好きな本を選ぶと良いと思います。
文字が多い本が良いわけではない
「この本は文字が多いからお得だ!同じお金を払うなら文字は多いほうがいい!」と考えている方もいると思います。
この考えは、間違っています。正直言います「文字がびっしり書いてあったら読みづらいです」
読みづらいということは、読者にかなりのストレスを与えてしまう本になります。
私が考えている、有益な本は時間を無駄にせず効率の良いものだと思います。
誰しも、時間は有限です。その時間を無駄にしないためにも読みやすい本がオススメです。
サラッと読める本は、文体が良かったり、いいことが簡潔に書いてあることが多いです。
短い時間で有益な情報を得たい方は間違いなく文字があまり詰まっていない本を手に取ることが良いと思います。
まとめ
本を読むと世の中の視野が広くなります。最初はなんとなくで良いと思います。
気になった本を手にする。そして読んで見る!
本は様々な種類があり全部読むことは不可能です。一つ一つの本の出会いを大切にして本選びをしましょう。
みなさんも素敵な本と出会えるように本屋で探してみてください。