【どっちがいい?】持ち家と賃貸のメリット・デメリットを紹介!

  • 2021年4月6日
  • 2021年9月2日
  • 住宅

家は、私たちの生活と切っては切れない縁にあります。将来のために家を買う方もいると思います。

良い家に住むのが夢」これが目標で仕事の活力にする方もいると思います。

その際、持ち家か賃貸2つの選択肢が存在します。「気に入った場所に長く住み続けられる持ち家か?」「自由気ままにに移動が可能な賃貸か?」判断は人それぞれです。

持ち家か賃貸かの重要な判断材料の一つに、「住むためにいくら必要かを正しく知る」などがあり、単純に比較するのは難しいと考えます。

今回は、持ち家と賃貸のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。今回の話で家を選ぶ判断素材になれば良いと思います。

持ち家のメリット

持ち家の場合、住宅ローンのほかにも固定資産税や修繕費などもかかります。持ち家がマンションの場合、管理費や修繕積立金も発生します。

ですが、持ち家は所有している限り、「住み続けることができる安心感」があります。高齢になった時のことを考えると、持ち家はそれなりに大きなメリットになると思います。

他にその土地に愛着があり、他所で暮らすことを考えられないなら、耐震性やバリアフリー性に優れた長持ちする戸建てやマンションを購入するという考え方も存在します。

メリット

①住宅ローンを払い終えれば月々の家賃がかからない

②資産になる(売却したり賃貸に出すことも可能)

③住宅ローンの(団体信用生命保険)で、死亡時に残りのローンを返済可能

④リフォームなど建物に自由に手を加えることが出来る

⑤住み続けられる安心感がある

持ち家のデメリット

持ち家を購入したからといって、一生住むとは限りません。そのため、家を持つならリセールバリューを考慮することも重要です。

例えば、人口の減少が大きい地域の住宅は価格の下落するスピードが速くなります。

持ち家を購入する場合、将来の買い替えも考えているなら、価値の下がらない家を購入すると良いと思います。

また、賃貸とは異なり近隣トラブルや修繕費はすべて自分が対応しなくてはなりません。

デメリット

①固定資産税などの税金を負担しなければならない

②地震などで被災した際に、想定外の被害により保険金で再建費をまかなえない可能性も

③隣人トラブルなどがあっても賃貸のように簡単に引っ越しというわけにはいかない

④頭金が多いと、手持ちの現金が大幅に減る可能性がある

⑤修繕費、メンテナンス費用はすべて自腹

リセールバリューが高くなる条件、低くなる条件

もし、持ち家を売却する場合は購入する際、価値が下落しない場所を選択することが重要になります。リセールバリューが高くなる条件と低くなる条件を理解することも家を購入する際の選択肢になります。

高くなる条件
  • 一等地(都心・駅近)
  • 人気エリア(住みたい街ランキング上位)
  • 住環境がよい(日当たりが良い、閑静など)
  • 買い物施設、飲食店などアクセスがいい
  • 地震、台風などの自然災害に対する安全性が高い
  • マンションのあるエリアの人口が増加傾向にある
低くなる条件
  • 立地がいまいち(田舎、駅遠)
  • 不人気エリア
  • 住環境が悪い(日当たりが悪い、治安に不安があるなど)
  • 買い物施設、飲食店などへのアクセスが悪い
  • 地震、台風などの自然災害に対する安全性が低い
  • 人口が減少傾向のある過疎地

賃貸のメリット

賃貸の場合は、自分の財産ではないのが特徴です。その特徴を利用して、「あえて価値の低い物件に住んで出費をおさえる」という考え方もあります。

長く空室のがあるような人気のない物件だと、交渉によって家賃を下げることも可能な場合があります。自分が気に入らなかった場合はすぐにでも引っ越しが可能になります。

メリット

①住み替えが容易

②家族構成やライフスタイルの変化に対応しやすい

③契約した物件が合わなくとも引っ越せば我慢の必要がない

賃貸のデメリット

賃貸は高齢者になるほど入居を断られるケースも多くなります。また、賃貸は退去費用が思わぬ高額になることもあるので注意してください。

賃貸は建物を傷つけたりしないようにすることが非常に重要です。場合によっては、火災保険で修繕できることもあるので、ネットなどでしっかり確認すると良いと思います。

また賃貸は資産にならないので、売却などは不可能なので注意してください。

デメリット

①家賃と更新料の支払いが一生続く

②資産にはならない

③勝手に設備などのリフォームは行えない

④傷などの原状回復の責任を負う

⑤年齢や職業・収入などにより借りにくくなる場合もある

賃貸物件の退去費用を安く抑える方法

入居したらすぐに部屋の傷や設備の故障などの不具合を確認する!

傷や設備の不具合は管理会社と共有しておきましょう。このように確認することで、退去時に対して修繕費用を求められた場合に重要な証拠になります。

入居中に心がけることを理解する

たばこの臭いやヤニの汚れは室内の壁紙をすべて張り替えるケースが多いので、張替代がかかるのが嫌ならばたばこを家の中では吸わないようにしましょう。

エアコンのフィルターやトイレ、洗面台、お風呂などのカビは普段から掃除する意識をしましょう。壁紙の電気焼けを防ぐために冷蔵庫は壁から離すなどの方法もあります。

「原状回復」について理解する

「原状回復」は借りた当時の状態に戻すことだと考えている方もいると思います。ですが、そうではありません。フローリングの日焼けなどの経年劣化などは負担する必要はありません

自分が負担すべきものを理解して、不当な請求に応じないようにしましょう。「原状回復」の詳細は国土交通省のホームページで公開しています。

原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を一度確認してみると良いと思います。

まとめ

持ち家と賃貸はそれぞれメリット、デメリットが存在します。二つのメリット、デメリットを理解したうえで住む家を判断すると良いと思います。

家は非常に大きな買い物です!ですので、ライフスタイルや将来設計を考慮して、後悔のない選択肢をすることをオススメします。

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