長年使い続けたパソコンはCドライブに「危険なゴミ」が溜まってしまう可能性があります。
危険なゴミとは、(OSの記録ミス、強制終了による破損ファイル)などが当たります。この危ないゴミを放置してしまうと、パソコンが重くなってしまう可能性があります。
レジストリの掃除で状況が改善されるならば、問題ないですがもし状況に変化がない場合は
「Windowsの初期化」が最も効果的です。
いわゆる「リカバリー」になります。リカバリーによって一度パソコンをきれいに掃除させるのが良いと思います。
今回はWindows10を個人情報と設定を残したまま初期化する方法を紹介していきたいと思います。
Windows10を個人情報を残して初期化するメリット・デメリット
個人データを残して、OSを初期化する場合は、アカウント情報や壁紙、Wi-Fiの設定などはそのまま残ります。特徴としてはこのようなことが挙げられます。
〇 Windowsの不調を手軽に回復
〇 不調なアプリもいったん削除
〇 個人データのバックアップは不要
× 自分で追加したアプリや一部設定が消える
注意点としては、自分が追加したアプリやメールソフトなどの設定は消えてしまいます。こちらのアプリやメールなどは、別にバックアップが必要になります。
バックアップとしては「Easeus Todo Backup」などのものを使うと良いと思います。日本語に対応し、イメージの作成、復元、ブータブルディスクの作成など機能が非常に充実しています。
また、ブラウザのお気に入りなどはクラウドで同期するのが効果的です!
初期化方法手順
① 設定➡更新とセキュリティ➡回復 の順番に進みます
② このような、画面が出ますので「開始するを」クリック!
開始するを押すと上記の画面が出てきます。この画面が現れたら「個人ファイルを保持する」をクリック!
メイ2020アップデート適用済みの方の場合、こちらの画面が出ると思います。前者の「クラウドからダウンロード」の場合、再インストールデータをネット経由でダウンロードが可能です。
時間は、ローカルよりもかかってしまいますが、Cドライブ内の再インストールデータが破損していた場合でも対応が可能なのでこちらをオススメします。
③ こちらの画面が表示されたら「次へ」をクリックします。機種によっては、「設定の変更」から付属のアプリや一部の設定を復元せずに初期化できます。
④上の画像のように表示されている、「削除されるアプリを表示します」をクリックすると、どのアプリが削除されるか確認できます。削除されるアプリ一覧は、初期化完了後に、HTMLファイルとしてデスクトップ画面に保存されます。
⑤削除されるアプリを確認したら「リセット」ボタンをクリックします。「リセット」をクリックしたら初期化が開始されます。パソコンのスペックにもよりますが、1時間くらいで初期化は終了すると思います。
⑥Windowsが初期化状態に戻ったら、削除されたアプリを再インストールし、個別にバックアップしていたデータがある場合は元に戻してください。
ワンドライブやクロームなど、クラウドで同期しているデータは同じアカウントを再設定していれば問題なく使用可能です。
まとめ
今回はWindowsを個人情を残して初期化する方法を紹介しました。
パソコンが重い、起動が遅いなどの不具合を感じたら一度初期化するという考えも良いと思います。危険なゴミをパソコンの中に残しておくと、寿命が短くなってしまいます。
パソコンを長く使用するために「リカバリー」という考え方もあるとだけ今回は覚えて欲しいです。