「勉強」と「生活習慣」この二つは関係ないと思っている人もいると思います。ですが、この二つは非常に重要な関係性を持っています。
私は、高校の頃生活習慣を見直してかなり頭が悪かったですが、大学に受かることが出来ました。学習効率をもし上げたいのならまずは、「生活習慣を見直せ!」と言います。
以前、行ってはいけない勉強方法を紹介しましたが、生活習慣の見直しはもしかしたらそれ以前の考えかもしれません。以前の「行ってはいけない勉強方法」記事はこちらになります。
今回は、学習効率を上げるために何を生活で考えれば良いか紹介していきます。
睡眠時間は削らない!
「私、今日寝ないで勉強した!」と言っている方いると思います。ですが、睡眠時間と勉強効率は密接な関係にあります。
人間は、寝ているときに、短期記憶は長期記憶に落とし込まれます。わざわざ、睡眠時間を削ってまで勉強しても前日に覚えたことを忘れてしまいます。また、睡眠は疲れた脳を回復させる重要な時間です。
試験前に徹夜で勉強しても、忘れていることが多くなり、脳も疲れているので、最大限のパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
「じゃあ、ベストな睡眠時間は?」と思いますよね!実は、医学的には「7時間から7時間半」が良いと言われています。この時間は、もっとも長生きできる睡眠時間だとも言われています。
大体、0時くらいに寝て7時に起きるを心掛けるといいと思います。睡眠のポイントは、「睡眠時間」「睡眠の質」これを意識すると良いでしょう。
睡眠も勉強の一部になりますので、学習効率を上げたい方は必ず睡眠時間は確保することをオススメします。
血糖値は学習効率に影響を及ぼす!
勉強のストレスを食事で発散させる人いますよね!!気持ちはすごい分かります。ですが、その食事が学習効率を低下させている原因になっているかもしれません!
たくさん食事をしたら起きることは? そうです! 眠気ですよね!
この眠気は食後、血液が消化器官に大量動員され、上昇した血糖値を下げるためにインスリンが分泌されることで眠気が起こります。
眠気と闘いながら勉強するのは精神的にも辛いですよね…もちろん眠気が来たら仮眠するのもありですが、「15分寝るつもりが起きたら数時間経っていた」などもありえますよね。(経験談)
昼寝てしまって、夜寝るのが遅くなり睡眠時間が削れてしまっては意味がありません。このまま、この生活習慣が続いてしまっては、負のサイクルが出来てしまいます。
そこで、重要なのは血糖値のコントロールになります。食事は一気にドカ食いはしないで小分けにしたり適量を意識して食事をすると良いと思います。
食事の量を減らしたりするのは、最初は辛いかもしれませんが、習慣化することにより簡単に変わると思います。私も、以前は大食いでしたが徐々に減らすことで昼の睡魔も減り、ダイエットも成功して一石二鳥でした。
是非、学習効率のために血糖値のコントロールも視野に入れてみて下さい!
休む時は全力で休め!
勉強は、人によって全力の状態を維持する長さはバラバラです。ですが、ずっと全力で勉強していたら身体的にも精神的にもかなりの負担がかかります。
マラソンだってスタートから全力で走れるわけがありません。ゴール近くなら全力を出せますが常に全力は難しいと思います。
これは、勉強も同じです。試験などの明確なゴールがあれば試験日が近くなったら全力を出すと思います。ですが、試験日から半年前や1年前だと全力を出しづらいですよね!人によってはだらけてしまう可能性があります。
そこで私は、1日の中で休みを設けることをオススメします。「休む時間は休む、全力やるときは全力でやる」このようにあらかじめ決めておくことで、モチベーションを維持できると思います。
休む期間は人によって違うのでそこはお任せします。もちろん、1日休みを設けても問題ありません。私は、1日全力で出来ない性格なので時間で区切りました。
注意して欲しいのは、休憩するときは勉強のことは考えないことです。休憩の間も勉強の考えていたらそれは休憩ではなく勉強の延長になってしまいます。
「やるべきことはやり、休む時は思いっきり休む」勉強の長期戦に必ず必要になります!休憩も学習効率を上げるための一部です。必ず計画に入れる意識をしましょう!
成績より勝負力!
試験は勝負になります!勉強の1つの目的に資格取得、試験合格など目的がある方も多いと思います。そこで、重要になるのが「勝負力をつける意識を生活に組み込む」になります。
試験や資格は、本番の得点ですべてが決まります。普段の行いなど関係ありません!
勉強してない方がヤマカンが大当たりして合格することもありますよね。逆に、勉強している方が体調不良でパフォーマンスを発揮できず不合格もあると思います。
つまり、普段どれだけ勉強してきたかに加えて勝負力が必要になるということです。
試験は勝負ごとの一つと考え、勝負に勝つために勉強の計画を立てることで勝負力をつけることが出来ます。
同じ生活習慣を行う!
長期に渡り積み重ねる必要があるとき、または今まで経験したことがない大きな目的に向かっている時は、できるだけ安定したペースで進むことが目的にたどり着くテクニックだと思います。
例えば、「いつも朝ご飯を食べていたのにある日食べなかったら」違和感を感じませんか?朝ご飯を食べることが習慣化しているから違和感を感じるのです。
人は、習慣化していることが行われないと違和感を感じるのです。
そこで、生活習慣の一部に勉強を加えることで、勉強を日課にしてしまえば良いと思います。「今日はいつもより勉強をしてない。なんかヤダな…」ここまで習慣化していたら素晴らしいですね!
逆に習慣化していないと、行動にムラが出てしまいます。「今日は勉強のやる気が出ないから、明日やろう」など習慣化されていないとこのようにパフォーマンスに差が生まれてしまいます。
学習効率を上げるには、勉強を生活の一部にすることで勉強を規律にしてしまうのもひとつの考えになります。
習慣化するまでは、息苦しさも感じるでしょうし、多少根気も必要な場面もあると思います。ですが長い目で見ることで非常に価値のあるものが手に入ると思います。
まとめ
生活習慣は学習効率を上げるために非常に重要なことになります。
もしかしたら、勉強が苦手な方は生活習慣に問題があるかも知れません!一度、初心に戻って生活を見直すことも大事かもしれません。
習慣を見直すのは実際、難しいと思いますが得られる価値は大きいと思うので是非試してみて下さい。